…… ページ3
イ「時間通りね それじゃいただきます」
全員「いただきます」
『おや？フィル口の周りが汚れてるぞ』
エ「あっほんとだ！フィルこっち向いて…よし！取れたよ」
フィル「ありがとう！エマ。キストも教えてくれてありがとね！」
『お礼が言えて偉いね〜フィル』
フィ「えへへ」
朝ご飯が終わり次は毎日やっているテストの時間だ
正直に言えば面倒いけど、
"Age11type1各問10秒以内に答えなさいそれでは始めます"
このテストはやり応えがあって楽しい
"第59問以下の条件を満たすとき導き出される関係式を…
「終わったぁ」 「つかれたぁー」
ラ「まぁ 半分は行ったろ!!」
マルク「半分も!?すごっ」
コ「いいな〜私なんか全然…最近ずっとだよ」
イ「結果を返すわね〜
ノーマン、レイ、キスト、エマ
すごいわ4人とも！また300点フルスコアよ」
それにママに褒められるのも悪くない
『さぁーて、テストも終わったし、ママチェスやろ』
イ「ええ 良いわよ」
エ「えぇ〜またぁ〜たまには外で鬼ごっこやろうよ〜」
『誰かさんと違って俺には底無しの体力は無いのでね』
エ「む〜あっ！じゃあノーマンが鬼ならやってくれる？」
『ノーマンが鬼ねぇ……もっと面倒いからパス』
エ「ガーン」
ノ「エマ、また誘えば良いよほら早く外に行こ」
エ「うん……キスト！今日の鬼ごっこで私がノーマンから逃げ切れたら次は参加してね！」
『はいはい、逃げ切れたらね』ニヤニヤ
エ「ムッ絶対逃げ切って見せるから！」
イ「はい、チェックメイト」
『だぁ〜負けた、いけると思ったのに』
イ「フフ でもこの前は勝てたじゃない？」
『あの時は戦略を少し変えてやったからママの意表を突くことができたけど、今日の作戦は大失敗』
イ「途中まではよかったわよ、でもこのポーンの使い方を少し誤ったわね」
『やっぱそいつが原因か…じゃあこいつをここに置くのは？」
イ「それもいいけどそこに置いたら…ほらまたチェックメイトよ」
『うーん…また出直すよママ』
イ「そう？あらもう終わりの時間ね、そういえばよかったのキスト？」
『何が〜』
イ「コニーが今日で最後だけど」
『うん分かってるよだからこれ作った」
イ「あらかわいい髪留めね」
『だろ？コニーに絶対似合うと思って作った』
イ「えぇ、すごく似合うと思うわ」
ここでの暮らしは永遠じゃない
12歳になれば皆里親を手配され巣立っていく
それがここの決まりだけど
『俺はずっとここにいたいね』
イ「何か言った？」
『なーんにも』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜の植木鉢 | 作成日時：2022年5月28日 18時
