人生楽しんだモノ勝ち-第四幕-【ヒロアカ】 (ページ28)

今日:11 hit、昨日:12 hit、合計:14,147 hit

167 ページ28

『上鳴くん響香の事離さないでよ』

上鳴「わかった」

神凪は青山が落ちてくる前に上鳴と耳郎を抱えて先程造った滑り台を降りていく

爆豪「チッ見失った！！」

『シッ』

峰田「(神凪のおっパッッが当たってる！！幸せだ！！)」

数分待っていると爆発音が遠ざかっていく

『爆豪くんが通り過ぎたのはありがたいね...このまま逆方向に進もう』

上鳴「あぁ」

『青山くんには申し訳ないけど......今は逃げよう』

上鳴「まて、神凪待て」

『？』

上鳴は急に上着を脱いで神凪に渡す

『どうしたの上鳴くん私別に寒くないよ』

上鳴「いや...其の背中のコスチュームが......破けてて...すまん」

『......あ、そういう事かじゃあ借りるね』

上鳴「おう」

峰田「上鳴この野郎...！！」

『行くよ響香は私が運ぶ』

上鳴「否俺が運ぶよ、攻撃で切るのは今お前しかいないんだし」

『そう？じゃあよろしく』

爆豪が向かった方から反対へ反対へと進んでいくと後ろの方から大きな爆発音が聞こえる

『...爆豪くんとは違う音...』

峰田「勇学園の奴らじゃね？！」

『もっと離れよう』

耳郎「うちもう大丈夫、走れるよ」

『無理しないで』

耳郎「上鳴がブッパできないでしょ」

上鳴「え、でもオレ巻き込んじゃう...」

『私の後ろに居れば大丈夫』

上鳴「先言ってくれよぉ...」

峰田「お、おい！何だあのピンクのガス...！」

上鳴「こっちに来る？！」

『全員私の後ろに来て』

神凪の指示で後ろに行くと神凪が右手を振り払う

『〝全反射〟』

ぶわっと風にまみれて若干後退するガス

『これ以上の個性使用は不毛ね、行きましょう』

走っていると四人の影が見えてくる

峰田「誰かいる！」

緑谷「！神凪さんたち！あれ？青山君は？！」

『爆豪くんの犠牲よ』

麗日「爆豪くんから逃げられたんや...」

芦戸「何あれ？」

蛙吹「分からないけど近づかない方が良いわ」

緑谷「安全な場所へ行こう！」

上鳴「俺たちも一緒に居ていいか？」

蛙吹「えぇ今は争ってる場合じゃないわ」

『多分勇学園の人の個性だと思うわ』

耳郎「そうっぽいね...」

山岳を走っていると緑谷が何かを見つける

緑谷「あ！轟くん！」

轟「緑谷...今は争ってる場合じゃねぇ」

緑谷「うん」

轟「あのガス何だか分かるか」