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ぱちりと目が覚める神凪
『(...あんま疲れて無かったからなのか...浅かったな)』
神凪がモニタールームに足を運ぶと蛙吹、飯田、麗日、八百万がモニターにくぎ付けだった
『(緑谷君が居ないという事は)...今緑谷くんと爆豪くん？』
麗日「あ、華楽ちゃん！もう大丈夫なの？」
『うん』
蛙吹「爆豪ちゃんと緑谷ちゃんの戦いだけど...もう終わりそうよ」
神凪がモニターを見るとそこには爆豪を抱えて走っている緑谷が居た
『あら本当』
飯田「神凪くんも凄かったようだな」
蛙吹「開始三分でクリアは凄いわ」
『有難う、お、ヤオモモ、前より明るくなったね』
八百万「！はい！」
『(壁を越えられたか...ペアは確か焦凍くんだよね)』
放送『緑谷、爆豪チーム条件達成1年A組期末テスト演習試験の全演習終了』
『戻ろう』
麗日「うん！」
『そう言えば切島くんと砂藤君以外は全員条件達成したの？』
蛙吹「後、三奈ちゃんと上鳴ちゃんが達成できてないわ」
『...対戦相手校長先生だっけ』
八百万「えぇ」
『頭脳系の個性だったよね』
麗日「多分？」
『二人とも単純だからなァ...』
飯田「うむ...そうだな」
麗日「華楽ちゃんは他の人たちの課題知ってたの？」
『まぁ』
蛙吹「すごいわ華楽ちゃん」
『でも普段の授業とか見てれば何となくわかるよ』
蛙吹「たぶんあなただけよ華楽ちゃん」
この日は試験だけだったのでその場で全員解散である
麗日「じゃあみんなまた明日ね」
蛙吹「えぇ」
『(響香何処に居るかな)』
神凪は耳郎を探すために試験会場をくまなく歩いていた
『お、いた』
耳郎「あ、華楽！お疲れ様！」
『お疲れ、口田君もお疲れ様』
口田「コクコクコクコク」
『響香帰ろう』
耳郎「うん、じゃまた明日」
『じゃあね』
口田と別れいつも通り帰路に就く
耳郎「アンタやっぱすごいよね！エンデヴァー相手に開始三分で試験終了！」
『ハンデあっての勝利だよ』
耳郎「それでもすごいよ、うちの所なんて鼓膜がだめになりそうだったし」
『だからガーゼ付けてるのか、対戦相手はﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ･ﾏｲｸ先生だよね』
耳郎「うん、ヤバかった」
『そっか』
耳郎「林間合宿全員で行けないのかな」
『行けるでしょ』
耳郎「でも赤点じゃない？クリアしてない人たち」
『赤点だからこそ行くんでしょ、合宿だよ？』
耳郎「ハッ！それもそうか！」
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作者名：月雷６２ | 作成日時：2021年9月9日 2時
