bond of family【JW】

〈望〉 ページ44

紫




緑「っ、けほっ、けほっ、」




赤「崇にぃ...だるい...」




桃「さむっ、」




青「zzz..」




すっかり季節も冬になり、毎年大変なこの時期がやってきた。




細心の注意を払ってたんやけど...


俺らの努力はあっけなく崩れた。




流星が貰ってきたインフルエンザが蔓延して、弟たち全滅。




だけやと思ってたら...




黄「っ、げほっ...ごめん崇裕、水っ...」




紫「はい。ほんまに休みまで休まへんからやで？」




黄「普通やもん...げほっごほっ」




紫「はいはい、俺ら居るからゆっくり休みや？」




そやで。


淳太までインフルエンザや。




淳太がインフルなってもうたから、俺らは3人で休めって院長先生に言われてん。


でも家の中は二人でも手が足りひんぐらい大忙しやで？



貰ってきた流星はもう落ち着いてきて大丈夫そうやけど、3人はまだ心配。




大毅とともは40度近くまで熱上がって、夜中に二人とも喘息の発作起こしとった。




望はまだ苦しそうやけどそれなりに寝れとるし、何も起こらへんとええなぁ…




橙「崇裕？大毅の吸入器ある？」




紫「あ、ここ。ほい。」




橙「ありがとう！」




まだまだ忙しくなりそうなやなぁ...落ち着いてられへんわ。




ぱっす

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