16 ページ18
ついに夏休み。
優香「夏休みだよA!!」
A「夏休みか〜…長い間優香に会えないの辛いな…」
優香「そんなガチで言わないでよ!!
お別れじゃないんだから」
A「うん、そうだね!
じゃあ帰るね、バイバイ!!」
優香「うん！バイバーイ!!」
いつも通りの帰路を歩く。
するといつも通りじゃないこと。
緑谷「い、痛い…」
爆豪「ああ？！ボソボソ言ってんじゃねぇよ!!
テメェのせいで毎日毎日イライラしてんだよ!!
何とか言えや！カスがぁ！」
右腕をおおきく振りあげて殴る爆豪勝己の姿。
なんだか重なってしまう。
あの光景が。
何でかな。
私の体は勝手に動いてた。
どうせ、死ぬわけないんだから
痛いのも常人よりはやくなおっちゃうんだから。
爆豪「ああ？なんだテメェはよぉ…!!」
緑谷「？！犀星さん？！」
爆豪「なんだよ、俺とやんのかよああ？
個性なんだよ言ってみろや!!」
A「…個性なんて、“ほぼ無個性”ですよ。」
爆豪「ハッ。んだよほぼって!!
あんならちゃんと言えや!!」
A「まぁちょっと、火が出るくらい…です。」
きっと不死身だなんて言ったら気持ち悪がられる。
爆豪勝己と1体1で話すのは何だか緊張してしまう。
親にそっくりだから、怖いから、
爆豪「火、だと？」
火が出せるって言ったってほんの少し。
自己防衛のためのものだもの。
爆豪「丁度いい、勝負しろや。」
A「…え、」
緑谷「かっちゃん!!勝負って…
女の子だよ？！」
爆豪「んだよ黙れよくそデク!!
女だろーが男だろーが関係ねぇんだよ!!
強いのは俺なんだからなぁ!!おい!!」
飛びかかってきていきなり大爆破をされた。
こんな爆破相手にやれるわけが無い…
爆豪「ほらほら、個性使ってみろや!!」
両手に火をともしてみるけど
爆豪勝己のそれと比べたらこんなのなんでもない。
A「私じゃ貴方の相手なんて務まりません…」
爆豪「ああ、俺もそう思うぜ。」
A「じゃあもう終わりにしてください…」
爆豪「お前の個性も見れたし、満足だ。」
そう言うと私の前を通り過ぎた。
緑谷「だ、大丈夫？！
かっちゃんの攻撃受けてたけど…」
A「多分威嚇だったんだと思う。」
緑谷「そっか。大丈夫そうでよかった〜…
家こっち？なら、一緒に帰ろうよ。」
A「うん、帰ろう!!」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 136人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
甜菜ちゃん(プロフ) - アニオタS.H★Bさん» そうです！本当ですか？！良かったです!!これからも応援よろしくお願いします!!頑張ります!! (2018年3月21日 20時) (
レス) id: cf9d414125 (このIDを非表示/違反報告)
アニオタS.H★B(プロフ) - 甜菜ちゃんさん» 爆豪落ち(ですよね？)で夢主は家庭内暴力を振るわれてる小説めっちゃみたかったんです！ありがとうございます。頑張ってください！！ (2018年3月21日 20時) (レス) id: bcf89e3f91 (このIDを非表示/違反報告)
甜菜ちゃん(プロフ) - 風太郎さん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2018年3月21日 6時) (レス) id: cf9d414125 (このIDを非表示/違反報告)
風太郎(プロフ) - 次回楽しみにしてます！頑張って！ (2018年3月21日 4時) (レス) id: 28c3394cbd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：甜菜ちゃん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=b18f23f0191e83ea5eaae89ab8033dfc...
作成日時：2018年3月20日 19時
