炭治郎と194 ページ1
炭治郎side
何だここは……!!
上下左右めちゃくちゃだ。
敵の血鬼術で造られた場所なのか!?
前後の状況はわからないが、珠世さんが無惨を抑え込んでいた。
だけどそれもいつまで保つかわからない。
一刻も早く無惨の所へ行き倒さなければ!!
…………ッ!?
Aの匂いがする?
まさか、この空間に……!
A……!!
ガッ
炭治郎「ぎっ……」
俺は義勇さんのおかげで底に叩きつけられずに済んだ。
義勇「大丈夫か」
炭治郎「はい!ありがとうございます!助かりまし……」
俺は背後の鬼を間一髪の所で斬った。
しかし、あの鬼だけではなく、扉の奥から数えられないほどの鬼が現れた。
炭治郎「水の呼吸 陸ノ型 ねじれ渦」
義勇「水の呼吸 参ノ型 流流舞い」
たくさんいた鬼は塵となって消えた。
…………。
義勇さんがすごい……。
俺の僅かな動きで何の技を出すか把握。
その後に自分も技を出して、お互いが斬り合わないように動く。
この人やばい。
義勇「行くぞ」
炭治郎「待ってください!Aの匂いがしたんです!もしかするとこの場所に……」
義勇「焦るな。この場所ではAを探し出すのは危険だ」
炭治郎「でも……!」
義勇「俺もお前と同じ気持ちだ。早くAを助けたい。だが、今は待て。機会がくるまで」
義勇さん……。
炭治郎「はい!」
そうだ、焦っちゃ駄目だ。
Aはきっと無事だ。
もう少し待っててくれA。
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作者名:骨の皮スネア | 作成日時:2021年6月28日 22時