えっ、私が怒られるの? ページ4
私はありのままの事を話すと、
しのぶ「それはAが悪いです」
『えっ』
しのぶ「寝ている相手にでこぴんだなんて、非常識ですよ」
次は私に恐ろしい笑顔を向けられた。
あっ、私、今日、命日なのかな……?
最後の晩餐はすき焼きなの?
すき焼きだけは食べさせてください!
しのぶ「炭治郎くんにごめんなさしなさい」
『むぅ……ご、ごめんなさい』
炭治郎「いえいえ、こちらもこんな所に寝ていたので、俺もすみません」
深々と頭を下げられたので、小指の件の恨みは消え去った。
『ところで君、誰?』
炭治郎「竈門炭治郎です!!」
『えっ、じゃあ、この子が鬼を連れた鬼殺隊員!?』
しのぶ「そうですよ」
『初めて見たよ。私はしのぶお姉ちゃんの妹の胡蝶A。花柱だよ』
炭治郎「あれ、でも、この前の柱合会議には居なかったですよね?」
『うん。他の任務に行ってたの』
炭治郎「あの、指、本当にごめんなさいっ」
『いや、いいよ。私も悪かったし……。こんなの早く治……』
すると、炭治郎くんは私の手を握ると、
炭治郎「そうはいきません!俺の頭がしでかしたことです!指が治るまで責任もってお手伝いします!」
『えっ、そんな、わっ悪いよぉ……ちょっと、お姉ちゃんからも何か言ってよ!』
しのぶ「いいじゃないですか。面白そうですし」
面白がってるの!?
炭治郎「大丈夫です。身の回りの事、なんでもしますから!」
何だ、この太陽の笑顔は!?
いい子過ぎやしないか?
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作者名:骨の皮スネア | 作成日時:2021年6月27日 1時