炭治郎と71 ページ24
炭治郎side
俺は絶対に許さない。
逃げる鬼の脚を掴む。
すかさず、刀を振るう。
炭治郎「失われた命は回帰しない。二度と戻らない
生身の者は、鬼のようにはいかない
何故奪う?
なぜ命を踏みつけにする?」
堕姫「(この言葉、どこかで聞いた)」
_____何が楽しい?何が面白い?命を何だと思っているんだ。
堕姫「(……誰?知らない)」
炭治郎「どうしてわからない?」
____どうして忘れる?
堕姫「(これはアタシじゃない。アタシの記憶じゃない。細胞だ。
無惨様の細胞の記憶……)」
炭治郎「人間だったろうお前も、かつては、痛みや苦しみにもがいて涙を流していたはずだ」
ドコッ
鬼は瓦を砕く。
堕姫「ごちゃごちゃごちゃごちゃ五月蝿いわね。昔のことなんか覚えちゃいないわ。
アタシは今、鬼なんだから関係ないわよ。
鬼は老いない。
食うために金も必要ない。
病気にならない。
死なない。
何も失わない。
そして美しく強い鬼は何してもいいのよ……!!」
炭治郎「わかった。もういい」
俺は鬼の元へ走り出す。
堕姫「血鬼術 八重帯斬り
(さあ、止まれないでしょ、馬鹿だから。逃げ場の無い交差の一撃。
花街を支配するために分裂していた私の体。一つ戻ったらその速度は比じゃないのよ。
血鬼術でもない攻撃で手一杯だったアンタじゃもう無理。
お終いね、さよなら。
その鈍ごと斬ってあげる。
アタシはAを迎えに行くから)」
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骨の皮スネア(プロフ) - アリィさん» 教えていただき、ありがとうございます!!直しました! (2020年1月27日 21時) (レス) id: fc01cbb441 (このIDを非表示/違反報告)
アリィ(プロフ) - 堕姫の『姫』が鬼になってますよ! (2020年1月27日 21時) (レス) id: 70f76cfc4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:骨の皮スネア | 作成日時:2020年1月16日 19時