炭治郎と50 ページ3
炭治郎side
『私、あの後 炭治郎の事考えてた。考えても考えても答えは浮かばないけど、1つ分かったことがある。私、炭治郎と一緒にいるのが好きなの。暖かい炭治郎ともっと一緒にいたい……そう、思えたの』
俺の目を見て話すAさんの姿は昨日までのAさんと違っていた。
その目は信頼する人を見る目だった。
炭治郎「……Aさん、」
俺は感動して大粒の涙がポロポロと流れ落ちた。
俺の涙をAさんが指で拭う。
『炭治郎の涙は嘘じゃないね。こんなに綺麗な涙、初めて見た』
その時俺はAさんの心から笑う姿を見た。
彼女は俺に偽りのない笑顔を向けた。
炭治郎「どうしよう、俺、嬉しくて涙が止まりません」
『ふふっ、炭治郎らしいね』
また、Aさんが笑う。
そっか、俺はこの人の笑顔が好きなんだ。
もっとAさんに笑って欲しいんだ。
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骨の皮スネア(プロフ) - アリィさん» 教えていただき、ありがとうございます!!直しました! (2020年1月27日 21時) (レス) id: fc01cbb441 (このIDを非表示/違反報告)
アリィ(プロフ) - 堕姫の『姫』が鬼になってますよ! (2020年1月27日 21時) (レス) id: 70f76cfc4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:骨の皮スネア | 作成日時:2020年1月16日 19時