検索窓
今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:191,407 hit

炭治郎と60 ページ13

「Aさん、これを蕨姫花魁のところに」


『……はい、わかりました』

露骨に嫌な顔をするが、仕事なので我慢していた。


『……失礼しまーす、あれ?』

返事がない代わりに女の子の啜り声が聞こえる。

そして、ついでに汚い高音が、

『善逸か?』

Aは襖を閉めると、声のする方に向かう。

『結構遠いな……どんだけ善逸の声でかいんだよ』




声のする部屋に来ると突然目の前を善逸が横切ってきた。


『……ッ!?』


善逸は遠くの部屋まで吹き飛ばされた。

Aは善逸のもとへ駆け寄ろうとすると、

蕨姫花魁「ちょっと待ちな」

蕨姫花魁に手を捕まれた。


蕨姫花魁「アンタにはまだやることがある。行くよ」

蕨姫花魁に人間とは思えない力で手を引かれる。

蕨姫花魁の部屋に来るとAを無理やり座らせて、

『な、なに、やることって……』

蕨姫花魁「アタシの話し相手になるのよ、退屈しのぎに何か話しな」

『何か話せっていわれましても、私は面白い人間じゃないので分からないです』

蕨姫花魁「つまらない女だね」

『じゃあ、貴女が話してくださいよ、さぞかし楽しい話があるんでしょうから』

Aが真剣に見つめると蕨姫花魁は少し笑った気がした。



「蕨姫花魁!」

炭治郎と61→←炭治郎と59



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (108 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
431人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎 , 原作沿い   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

骨の皮スネア(プロフ) - アリィさん» 教えていただき、ありがとうございます!!直しました! (2020年1月27日 21時) (レス) id: fc01cbb441 (このIDを非表示/違反報告)
アリィ(プロフ) - 堕姫の『姫』が鬼になってますよ! (2020年1月27日 21時) (レス) id: 70f76cfc4c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:骨の皮スネア | 作成日時:2020年1月16日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。