炭治郎と59 ページ12
『……ッ』
Aは喉が潰れる感覚がした。
蕨姫花魁「アンタ……その目……!」
蕨姫花魁はAの目を見た瞬間、少し手が緩んだ。
その機会を逃さず、Aは蕨姫花魁の手を払う。
『……ッゲボッ……!』
あまりの苦しさに咳き込む。
蕨姫花魁「へぇ、アンタが……無惨様のお気に入りか、やっと見つけたわ。あの檻からよく逃げられたもんだ」
『…………!』
Aは部屋から逃げる。
あの場に居ては危険だと、本能が告げている。
しかし、蕨姫花魁は近づいて来る気配がない。
『……あの鬼は……上弦の、』
Aが部屋を出ていった後、
蕨姫花魁「……他の鬼たちは逃がしたみたいだけど、アタシは逃がさないわ。精々、地獄の果てまで逃げるといいわ」
そう嘲笑うと、Aが持ってきた簪を髪に挿した。
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骨の皮スネア(プロフ) - アリィさん» 教えていただき、ありがとうございます!!直しました! (2020年1月27日 21時) (レス) id: fc01cbb441 (このIDを非表示/違反報告)
アリィ(プロフ) - 堕姫の『姫』が鬼になってますよ! (2020年1月27日 21時) (レス) id: 70f76cfc4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:骨の皮スネア | 作成日時:2020年1月16日 19時