鬼殺隊が嫌いな少女は炭治郎に懐きすぎた【鬼滅の刃】

炭治郎と１１ ページ13

炭治郎side

俺はしのぶさんの言う機能回復訓練から帰ってきた。

善逸がたくさんの質問をするが答える気力がない。

機能回復訓練は俺の思っていた遥か上をいった。

俺はそのままベットに潜り込む。


やっと眠りについた時に善逸は声をあげる。

善逸「おい！！起きろ！！炭治郎！！」

俺は肩を上げて飛び起きた。

炭治郎「善逸…そんなに声上げたら驚くだろ……」


俺はある少女と目が合った。

……え？

俺は思い切りベットから落ちる。


炭治郎「Aさん……！」


『起きてもらって悪いけど、別に貴方に用はないから』

炭治郎「何で、しのぶさんの屋敷に……」


『怪我した動物がいて、薬貰おうと思ったの…』


Aさんの手には足を怪我した猫が抱かれていた。

しのぶ「何か大きな音がしましたが大丈夫ですか？」

しのぶさんが入ってくると、Aさんは要件を伝えた。

しのぶ「動物の薬ですね。少々お待ちください」


善逸「炭治郎…Aさん、すごい美人だな……」

善逸は小さな声で言う。

炭治郎「Aさん、動物が好きなのかな？」

善逸「え、炭治郎何か顔赤くない？」

俺は自分の頬を触ると、驚くほどに熱かった。

善逸「まさか炭治郎……」

炭治郎「そういうんじゃ…」

善逸「Aさんが美人だから興奮してんだろ！？あー、やだやだ、本当に男って！」


俺は善逸に悲しい目をむけていた。


善逸「何だよ、その目！？」

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