#IfMarriage (ページ24)

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# 24 ページ24

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/ Juri

お酒をグイグイ飲みながら、きょものことを考えているA

どんどん顔がニヤけてる

『お姉さん、顔がニヤけてますよ。笑』

「 …きょもが可愛い。」

『うん、きょもは可愛い。それは知ってる』

「 …今まで好きって言われても、自分に自信が無いから、本当にきょもは私のことが好きなんかなって。私なんか、って思ってたんよ、」

『うん、そんで？』

「だけどな、一緒に暮らしてたら私のこと頼ってくれることがあって。それが嬉しいねん」

すごくすごーーく！なんて本当に嬉しそうに
俺に伝えてくる姿になんか俺、泣きそうになってきた

この人、きょもと長年両片想いなわけ。
それが今、いい感じになってきてるって。俺の立場からしたら泣けるよな？

「あと甘えてきてくれたり。子供っぽいところもあるからちょっと喧嘩になるけど。それも込で楽しいねん」

『うんうん。分かったから１回水飲め？』

「 ……私な、終わって欲しくない。1ヶ月経ってほしくない」

さっきからハイペースで酒を飲んで

息継ぎしてんの？ってレベルにいろんな思いを吐いてくれて

あーやっとこいつ素直になったな～なんて

最後まで頑張れよ、A

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/ Taiga

「ごめん樹、ありがとう」

『いいのよ、逆に潰してごめん。でもな、こいつ……まあいいや！じゃあ俺帰るから』

「え、なに。気になるじゃん！」

『いいからいいから！とりあえず、イフマリ最後まで頑張れよ！』

今日は樹とご飯に行くと出かけたA

帰ってきたかと思ったらお酒を飲んで潰れたらしく
熟睡してるAを担いできた樹

『おーい…って本当に寝てる』

とりあえずソファにおろして、顔を赤くさせて
寝ているAのほっぺをつんつん

だけど本当に熟睡してるみたいで、反応もない

なんだよ、つまんないじゃん

あと少しでこの生活も終わりなのに。俺にも構って欲しかった

「んん…っ、たぃ、が… 」

『ふふ、ここにいますけど』

「ん……ふふ、」

寝顔を眺めていたら寝言で大我と呼ぶA

初めて寝言で大我って呼んでくれた時は
嬉しさが込み上げてしばらく放心状態だった

今でも少し、照れくさいけど。
嬉しいが勝って自然と口が緩んじゃう

気持ちよさそうに眠るAの頭を撫でながら

このまま終わらなければいいのに、そう強く思った

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