鬼神様は今日も喰らうPart3

114話 ページ22

『ありゃー増えちゃったなー』


妓夫太郎「Aは堕姫と一緒に猪野郎たちをやってくれぇえ」

『こっちはいいの？』

妓夫太郎「あぁ、妹が頸切られても困るしなぁあ」

堕姫「だ、大丈夫よ!」


『……獲物とられるのは嫌だけど、お願いなら仕方ないねー』


伊之助「何をブツブツ話してやがる!おい炭治郎!俺たちは蚯蚓女とガキをやるからな!」


炭治郎「わかった!」


宇髄「お前ら聞け!ガキ以外の鬼は2体同時に頸を切るんだ!」


『何回もガキって言うのやめてほしいんだけれど、しかも君たちには同時に切れないと思うけど』


伊之助「グワハハハ!なるほどな!簡単だぜ!俺たちが勝ったも同然だな!」


妓夫太郎「その簡単なことができねぇで鬼狩りたちは死んでいったからなぁあ、柱もなあ。俺が15で妹が7、Aは数え切れないほど食ってるからなぁ」



堕姫「そうよ、夜が明けるまで生きてた奴はいないわ!長い夜はいつもアタシたちを味方するから…どいつもこいつも死になさいよ!」


ｷﾞｭﾙｯ

ﾄﾞｰﾝｯ


伊之助「やるぞ善逸!ガキは後回しにしてまずは蚯蚓女だ!」

善逸「ああ!」


『ガキガキってイライラさせてくれねぇ……血鬼術・不知火』


Aの手から火が伊之助たちへ放たれる


ﾎﾞﾜｧ


伊之助「うぉ！？」


善逸「伊之助避けろ!」


堕姫「馬鹿ね、一直線に向かってくるなんて。そのまま焼かれて消えなさい」


伊之助「効かねぇ!!」

ｻﾞﾝｯ


『炎を切って、そのとき起こる風で消した……二刀流だからこそなせることだねぇ。面白いね伊之助』


伊之助「なんてったって俺は山の王だからな!」

善逸「俺達も攻撃に回るぞ!」

伊之助「わかってるっつーの!」


『実力がどのくらいか見せてもらおうか』

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