96話 ページ3
宇髄「おい鬼神、派手に答えやがれ。ここにいる鬼はなんだ?」
『鬼は鬼だよー』
宇髄「ふざけてるのか、今すぐ頸きってやってもいいんだぞ」
『君の力じゃ私の頸は切れないよ、前やり合ったときより肉質もあがってるからねぇ。試しにやってみ__』
ガキィン
『人がまだ話してる途中なんだけどなー』
宇髄「人じゃないだろ、派手に頸固くなりやがったな」
『分かってもらえた?ならこの刀どかしてよー』
宇髄「いや、俺はこんなことで引き下がんねぇ」
ガサッ
『なに、それ?』
宇髄は懐から小瓶を出すとAに振りかけようとする
パキン
Aは反射的にそれを手で割り潰す
ビチャ
『うわぁ濡れちゃったじゃ……な…い……!?』
宇髄「やっぱ鬼は藤の花の毒効くんだな、それは胡蝶お手製の新作だ」
ジュワとかかった部分が焼けただれる
『ぐっ……ガァア!!!』
宇髄「外の堅ぇとこが剥がれればあとは派手に切れるだろうな!!」
宇髄の刀がAの頸に振り下ろされる
『なめるなよ…人間』
Aは童磨から借りた扇をとりだし刀を受け止める
______
大正コソコソ噂話
童磨「Aがなぜここまで毒に耐性がないのかというと、生み出されて間もない頃に人間に騙されて毒を飲んだからなんだ。まだ体が完全となっていないときに毒をとりこんでしまったから細胞がうまく作られなかったみたいだよ」
『おかげで藤の花こわい』
童磨「毒たくさん飲んだら耐性つくかもよ?」
『……耐性つくまえに死ぬ気がする』
童磨「頸切られなきゃ大丈夫だろう?」
『心が死ぬって言ってんだよ!!!!』
181人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カイム(プロフ) - すみれさん» すみれ様コメントありがとうございます(^^)なんて勿体無いお言葉!とても励みになりますっ!ご期待に応えられるようにがんばります! (2020年6月29日 20時) (レス) id: ab8625cfb7 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ - 最高過ぎて....ぶっ倒れましたね〜。頑張ってください! (2020年6月29日 16時) (レス) id: 3876361b7e (このIDを非表示/違反報告)
カイム(プロフ) - さきさん» さき様コメントありがとうございます!すごく嬉しいです(泣)がんばります(^^) (2020年6月11日 21時) (レス) id: ab8625cfb7 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - え、好きです(唐突) 更新頑張ってください! (2020年6月1日 1時) (レス) id: 8e4c4e4065 (このIDを非表示/違反報告)
カイム(プロフ) - れたすさん» れたす様コメントありがとうございます!とても嬉しいです!今後の展開にも注目していただければなと思います(^^) (2020年1月16日 21時) (レス) id: ab8625cfb7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:カイム | 作成日時:2019年12月30日 16時