8 ページ23
辰哉side
濡らしたタオルで足の汚れを取り、傷には消毒をして、着替えもしてあげる。
だが、途中で何度が転んだみたいで、肘や膝も怪我していた。
ラウールは康二が帰った時には既に泣いていて、康二を見た瞬間、大泣きへと変わった。今は康二の手を握りしめて一緒のベットに寝ている。
外ももう明るくなってきた。
学校は休みだから、今日は少し長めに寝かしておいてあげよう。
康二)......にぃ、、
涼太)おはよう。
翔太)今、肘の手当てしてるから、ちょっと動かないでね。
康二)......にぃ、、、、ごめ、、ん、、な、、さ、い
辰哉)ばか。
康二)...
辰哉)離れんなよ。居なくなんなよ...ッ
怖かったんだからッ
蓮)めちゃくちゃ探したんだよ。
辰哉)もぉ...、、
翔太)辰哉ほら、ちゃんと言うことあるんでしょ？
辰哉)ん、......康二ごめん。
もっとちゃんと理解してあげるべきだった。
康二の言葉を待っててあげればよかった。
冷たく当たってたよね...。もうしないからさら、、、、どこにも行かないでっ(泣)
康二)...たつ、、にぃ、、、あ、、た、、ま、、、、な、、で、、てッ
辰哉)え？...いいよﾋｯｸﾋｯｸ
いくらでもしてあげるﾋｯｸﾋｯｸ
康二の上半身を抱えて、頭を撫でてあげる。
その手を止めることなく、康二が眠るまで頭を撫で続けた。
まだ康二の細い身体は冷えていた。
お腹が冷えないように、翔太が持ってきてくれた毛布を追加で肩までかけてあげて、康二の横でお腹を撫でながら俺も隣で横になった。
守らせてくれ。康二が遠くに行ってしまうと思うと怖いんだ。
どんなにしんどくても、家族だけは守りたいんだよ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈
数時間後、亮平が康二を心配して急遽、一時的に帰ってきてくれた。
康二は鬱症状があるみたい。
少しずつ直していこうね。
康二はひとりじゃないよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1778人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こーとじぼわーる - 以前リクエストさせて頂いたものです。結果蓮くんと康二くんのお話になってしまい非常に残念でしたが、亮平くんと康二くんの絡みが見れたので良かったです。難しいリクエストをしてしまい申し訳ありませんでした。 (2021年1月28日 18時) (
レス) id: cce7f09ddc (このIDを非表示/違反報告)
ラン(プロフ) - なのさん» コメントありがとうございます！通知にコメントが来てることが表示された時も悶絶しましたし、メッセージの内容にも嬉しすぎて悶絶しました。ほんとに嬉しい限りです。今日の更新多めにしちゃおうかな、、、！ (2020年10月19日 16時) (レス) id: 467cc0763d (このIDを非表示/違反報告)
なの - 作者様の書くこじくんと兄弟たち…本当に愛おしいです（泣）更新する度、悶絶しております。お忙しいと思いますが、お体にはお気をつけて(＞＜)更新楽しみにしております！ (2020年10月19日 7時) (レス) id: 0a69030814 (このIDを非表示/違反報告)
ラン(プロフ) - しゅさん» なるほど！助かります！ありがとうございます (2020年10月16日 0時) (レス) id: 467cc0763d (このIDを非表示/違反報告)
しゅ(プロフ) - サプライズはこっそり歌を作って披露するとかがいいなぁって思います。できたらで大丈夫なのでよろしくお願いします＾＾ (2020年10月15日 22時) (レス) id: d9275b5336 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ラン
| 作成日時：2020年9月23日 16時
