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博士『本当か!?新ーいやいや、コナン君』

貴方『(博士と言い平次君といいこの調子だと絶対ボロが出て蘭ちゃんにコナン君が新一君だと気付かれるよ…←)』

驚きのあまり思わず、「新一」と呼びかけそうになった博士に、コナンは「ああ」と頷いた。

コナン『もしかしたら、昨日の事故が原因かも…』

博士『すぐに警察に届けた方がー』

女『やめてー!!』

と、突然女が身を乗り出して叫んだ。

チケット売り場に向かう人たちもその声に驚いて立ち止まる。

哀『お姉さん、警察に行けない理由(わけ)でもあるの?』

哀が訊くと、女は「…わ、わからない…」とベンチに座り直した。

博士『じゃが警察に保護して貰わんと、病院でちゃんと検査してもらえんからのぉ…』

困った顔をする博士の前で、コナンはポケットからスマホを取り出し、いきなり女の写真を撮り始めた。

すると、女はとっさに顔を手で隠し、逃げるように走り出した。

光彦『ちょっとコナン君』

博士『これこれ、いきなり写真を撮るなんて失礼なー』

子供たちや博士が非難する中、コナンは「待って、お姉さん」と呼び止めた。

コナン『警察には通報しないよ』

立ち止まった女は、恐る恐るコナンを振り返った。

貴方『お姉さんの知り合いを捜す為に写真が必要だった…んでしょう?コナン』

コナン『まあね』

女『私の知り合い…』

コナン『うん。記憶を取り戻す手伝いをさせてよ』

コナンが、優しく微笑みかけると、子供たちがしゃしゃり出てきた。

元太『マジかよ、コナン!』

歩美『私たちにも手伝わせて!』

光彦『なんたって僕たちは少年探偵団ですから!』

三人でポーズを決めるのを見て、哀ははあ…と溜息をついた。

貴方『まあまあ…(苦笑し)』

歩美『私たちがお姉さんのお友達を捜して、それで記憶を取り戻してあげる!』

光彦『大船に乗ったつもりで居てください!』

子供たちの助けたいという純粋な気持ちに触れた女は、「あ、ありがとう…」と微笑んだ。

歩美『じゃあまず、お姉さんを知ってる人を捜そう!』

光彦『はい!』

子供たちがさっそく行動に出ようとすると、博士が慌てて身を乗り出した。

博士『君たち、観覧車はどうするんじゃ!?』

元太『何言ってんだよ、博士!そんなモンに乗ってる場合じゃねーだろ!』

博士『そんなあ、折角買ってやったのに』

トホホと博士が肩を落とす。

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9Sに殺されたいロリコン - いつも思うの鳩ぽっぽー (2019年9月7日 15時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 私も二がいいです (2017年9月27日 23時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
自由狐(プロフ) - 2がいいです( ・ ω・ )(アンケートの時だけ来てすいません) (2017年9月27日 23時) (レス) id: bbf60e75fb (このIDを非表示/違反報告)
友姫(プロフ) - りんさん、ありがとうございますこれからも楽しんでいただけるように頑張りますね(*^^*) (2017年9月22日 23時) (レス) id: ca7f04bc18 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続編おめでとうございます続き楽しみにしてます (2017年9月22日 22時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:友姫 | 作成日時:2017年9月22日 21時

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