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スマホの解析に取り掛かっていた博士は、パソコンの画面をじっと見ていた。

進捗状況を示すプログレスレバーが徐々に右へ伸びていき、100%になると新しいウィンドウが開いた。

博士『新一!Aさん!解析が終わったぞ!』

コナン、貴方『それで何て!?』

コナンと桃香が駆け寄ると、博士は「ちょっと待っとれ…」とコナンと桃香に見えるようにパソコンのモニターを引き寄せた。「ほれ」。

モニターにはスマホのメール作成画面が表示されていた。

女が最後に送ったと思われる送信データだ。

〈ノックはスタウト、アクアビット、リースリング。貴方が気にしていたバーボンとキール〉

文章はそこで終わっていた。

読み上げたコナンの目が大きく見開く。

隣で聞いた桃香はただ呆然と立ち尽くしていた。

バーボンは安室透、キールは水無怜奈のコードネームだー。

コナン『くそぅ!やっぱり!』

コナンはぎりりと悔しげに奥歯を噛み締めた。

コナン『博士!大至急そのメールの送信の解析を頼む!!』

貴方『コナン君…透助けにいってくれるの?』

コナン『ああ、任せとけ!
Aさんはどうすんだ?』

貴方『私?私は哀ちゃんといくから大丈夫だよ?
ね、哀ちゃん?(哀ちゃんと一緒ならキュラソーをこちら側へ引き込めるかもしれないし…やっぱり誰も死なせない方がいいからね』

哀『ええ…分かったわ』

博士『お、おお』

コナン『分かったらすぐに連絡してくれ!』

コナンは壁に立てかけてあったスケボーを手に取りドアを開けて廊下に飛び出した。

とたんに背後からぐいっと腕を捕まれる。

桃香は2人の会話を聞いていた。

コナン『灰原』

ドアの横に哀が立っていた。

女が送ったメールの内容を知ったらしく、「ダメよ」と首を振る。

哀『お願い…』

哀は更に強くコナンの手を握った。

これ以上首を突っ込むのは危険だと警告しているだ。

コナンは強く握る哀の手を見た。

コナン『…前におめーに言ったよな。自分の運命からは逃げるなって。
…俺も逃げたくねーんだよ』

真っ直ぐな瞳で話すコナンを見て、哀は思わず手を緩めた。

コナンの手がするりと抜ける。

哀『工藤君…』

貴方『哀ちゃんそんな顔しないで?
ほら、コナン君の後追うんでしょ?』

哀『ええ…そうね』

桃香と哀もすぐコナンの後を予備の追跡メガネで追った。

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9Sに殺されたいロリコン - いつも思うの鳩ぽっぽー (2019年9月7日 15時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 私も二がいいです (2017年9月27日 23時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
自由狐(プロフ) - 2がいいです( ・ ω・ )(アンケートの時だけ来てすいません) (2017年9月27日 23時) (レス) id: bbf60e75fb (このIDを非表示/違反報告)
友姫(プロフ) - りんさん、ありがとうございますこれからも楽しんでいただけるように頑張りますね(*^^*) (2017年9月22日 23時) (レス) id: ca7f04bc18 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続編おめでとうございます続き楽しみにしてます (2017年9月22日 22時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:友姫 | 作成日時:2017年9月22日 21時

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