とある最強のアナザー【妖怪学園Y】 (ページ11)

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あれは、何時のことだったかな

転校したてで、まだ暗かった時期だった

そんな時に転校したのもあれだったけどな

元々根暗な俺は、中々友達も出来ず、何をするにしても1人だった

余りの人と組んでも文句を言われるだけだった

もうそんなものにも慣れてきた

そんな時、

楓香「こーら！そんなこと言っちゃ駄目って言われなかった？」

真っ黒で艶のあるロング髪

自分と似ている赤い目

着崩していない制服

風見楓香…いや、委員長とは、これが初めての出会いだった

それから委員長とは話すようになって

こんな俺、僕でも話してくれた

自分が二重人格であることを言った時でも

引かないで、真剣に話を聞いてくれた

つまり何が言いたのか？

神宮寺「命の恩人…って感じだ」

夜行「盛りすぎじゃね？」

でも、その恩人が怨霊に誘拐された

元々成績優秀で、なんでもできるから、嫉妬でやられたのではと思った

だから、死にものぐるいで探した

でも

見つけられたけど

助けられなかった

どうしてもそれが悔しくて。

＊