とある最強のアナザー【妖怪学園Y】 (ページ3)

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目が覚める

鼻に着く薬品の匂い

包帯は変わっていて、綺麗に巻かれている

…生きている？

？「あら、ようやく目が覚めたのね」

輪廻「…えんら先生。はい。もう、大丈夫です」

えんら「そう、なら良かったわ。」

夜行「全く、お前は無理し過ぎなんだよ。お前が死んだら俺がカイラに合わせる顔もない」

輪廻「それはごめん…」

夜行「守れなかった俺もあれだけどな。」

学園屈指の人気を誇る保健室の先生、えんら先生

僕と俺にYPSウォッチを与えてくれた人だ

保健室登校が多すぎて、かなり仲良くなってしまった

…悪くは思ってないけど

えんら「それにしても、あそこは手強いわね。今日は特に。」

輪廻「はい。委員長の力を使ったと思います…」

夜行「カリスマ性って力になるのかよ…」←

委員長は、風見楓香。

僕の、恩人だ。

カリスマ性あふれ、人望がある将来有望な女の人だ。

…僕とは大違い

その人が、誘拐された

というか、怨霊に連れ去られた

何度も助けようとしたけど

叶わない。なんでだろう

輪廻「っ…」

えんら「そろそろ、決心ついた？」

輪廻「…もう少し、考えさせてください」

夜行「まぁーたそれかよ。

お前は中立だ。いい加減決めろよ」

輪廻「…その位、分かってるから」

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