【Q/K】kwkmさん、邪魔です

積極的だけど ページ16

you side







大里「ここでいいですか？」





大里さんに連れられて来たのは小洒落たカフェだった





『…わぁ、素敵ですね……』




カフェに入ると落ち着いた洋楽が流れていた




大里「ここ、僕のお気に入りのカフェなんですよね」

『…そうなんですね、』





いつの間にか私たちは恋人繋ぎをしていた









怖い


またあの恐怖が襲ってくる




おとこのひと……


オトコノヒト……


男の人……







嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ





無意識に身体が震える








大里「？大丈夫ですか？」


『…っ、は、はい。ごめんなさい…』









大里さんに迷惑はかけたくないと思い、深呼吸して案内された窓側の席へ着く









私は椅子に座ろうとしたが出来なかった








だってそこには









川上さんとあの子がいたんだもの

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