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youside.
ということで私、Aは川上さんの家で暮らすことになりました。
以上、オフィスからの中継でした〜
っていやいやいやいや、
え、え?
うん、まず状況を整理しよう
・上の部屋の足音が煩い
・違うアパートに引っ越す予定だった
・そのアパートが火事で引っ越せなくなった
・私は死ぬためにリスカした
・川上さんに助けられた
・入院して2週間後に退院
・川上さんの家で暮らすことになった
?????
急にぶっ飛びすぎじゃね?
あと、好きになった人の家で普通に暮らせるわけないよぉぉぉぉ
川「あ、A」
『ひゃ!!は、はい!何でしょうか(震)』
川「?…今日、俺ん家に泊まらない?」
『……へ』
え?今日から?
ええええ
なんで!?
川「いや、だってお前の部屋にベッドないやん」
『いや、でも椅子で寝ることに慣れましたから!』
川「だーめ、お医者さんに貧血気味だからしっかり食べてゆっくり寝ろって言われたやろ」
『ひぇ』
なんでそんな事まで覚えているの!?
恐るべし川上拓朗
『……あ』
そうだよ、そのまえに着替えどうしよ
川「?なんや?」
『あ、いや、着替えとか、どうしよっかなって』
『だから今日は自分の部屋で!』
川「じゃあ一緒に帰ろ」
What?( ͡° ͜ʖ ͡° )
『へ?』
川「俺ん家行く前にAの部屋寄って荷物取ろ」
『は、はい』
おい、どうしたA
なぜ川上さんの前だと上手く喋られないんだ!?
これが恋というものか!?
.
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作者名:パイナップル x他1人 | 作成日時:2020年4月8日 18時