169話 ページ26
任務終わり私は箒に乗って中央の国へ急いだ。
私一人じゃきっと相手にされないからアーサー王子の部屋まで行かないと。
その間バレても困るし隠蔽魔法を使っておきましょう。
私の隠蔽魔法は不完全で呼吸を止めている間しか姿を消せない。すぅと大きく息を吸って止めた。
2分が限度、箒を急加速させ城を飛んだ。
1分ほど経ち苦しくなった頃、綺麗な銀髪をみつける。
アーサー王子だわ。直感的にそう思い窓をノックすれば不思議そうな顔をして窓を開ける。
そこでようやく呼吸をして部屋に上がり込んだ。
「わっ、どうしたんですか？」
「すみません！アーサー王子、お願いがあります！」
「なんですか？」
「私と一緒に西の国へ来てくださいませんか？」
「西の国へ？理由を聞いてもいいですか？」
とりあえず座ってください、とソファを指さされる。
お礼を言ってソファに腰掛け事情を話す。
母について不穏な噂を聞いたこと、安否が気になるが自分だけで行っても相手にして貰えない。
だから同行して欲しいと。
「なるほど、わかりました。では文書を出して3日後くらいに」
「すぐ行きたいんです…ダメですか…？」
「えっ…そう、ですね…、……、うーん……外交ですから慎重にしないといけません。いきなりお伺いするというのは失礼に当たります」
しかし母を思うAさんの気持ちがわからない訳でもない。必死に考えれば一つだけ案をみつける。
「そうだ、ではこうしましょう。ここ数年やっていませんでしたが、抜き打ち訪問というものがありまして、中央の国が他の国の現状を見に行くことができます。それに私の護衛として同行してください。Aさんだとバレてはいけないので服を着替えて髪の色も変えてもらえますか？」
「はい！！ありがとうございます！」
クロエに作ってもらった服から黒く動きやすい服に着替える。髪はアーサー王子と同じ銀色に魔法で変えて。
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灯油マン(プロフ) - 海月さん» 通知オンにしてて下さってありがとうございます！明日明後日休みですので少しでも書ければの気持ちです！ (2022年7月29日 15時) (
レス) id: 3428c02407 (このIDを非表示/違反報告)
灯油マン(プロフ) - 蛍丸好きさにわさん» ありがとうございます！！お待たせしてしまい申し訳ございません！！ (2022年7月29日 15時) (レス) id: 3428c02407 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - 更新ありがとうございます！文章もイラストもとても好きでして、いつも応援しておりました！通知が来て急いで飛んできました！ご自分のペースで書きたいものを書いていってくださいね！ (2022年7月29日 14時) (レス) @page33 id: 35dd37fd2f (このIDを非表示/違反報告)
蛍丸好きさにわ - 更新してくれてありがとうございますとてもイラストとか楽しみながら見てます (2022年7月29日 13時) (レス) @page33 id: 0fe5a8db8e (このIDを非表示/違反報告)
灯油マン(プロフ) - yukiさん» こちらこそあたたかく迎えて下さりありがとうございます！完結までせっかく考えたのでなんとか終わらせたいです！がんばります！ (2022年7月29日 10時) (レス) id: 3428c02407 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：灯油マン | 作成日時：2021年12月5日 7時
