131話 ページ35
「あ！大丈夫だったか！？」
「大丈夫、コップ持ってきたからお水貰っていい？」
「おう！たくさん飲んでくれ！」
シャワーを浴びてボールルームへ戻るとカリムがすぐに走ってきた。さっきは受け皿がなかったから頭から被ったけどコップさえあれば大丈夫。
「おいしい！」
「だろ！？いつでも言ってくれよ！」
「うん、ありがとう」
「A、今日はもう休んでいいわ」
「大丈夫。マネージャーだから最後まで見ないと」
「少しでも具合悪くなったら言うのよ」
「はーい」
バインダーを持ってみんなの練習風景を見ながら要点を纏めていればデュースとエペルが帰ってきたと報告が入る。なんでも学園の外へ無断で出て喧嘩をしたらしい。
「今回は正当防衛が認められたけど出場停止になったらどうするつもりだったの？軽率な行動ひとつで全員の努力を無駄にすることを覚えておきなさい！」
「はい……」
「……はい」
今回のことはさすがに悪かったと思っているようで2人は素直に謝っていた。
「デュース、解決した？」
「はい！レイペア先輩のおかげです！……先輩？……レイペア先輩！？」
大丈夫ですか！？と叫ぶデュースの声で振り返ればAがその場に座り込んでいた。
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軽油の人(プロフ) - 深い水に足跡を。さん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです。これからもご愛読いただけるよう頑張ります！ (5月16日 8時) (
レス) id: cb73de7f61 (このIDを非表示/違反報告)
深い水に足跡を。(プロフ) - ストーリーもイラストも大好きでいつも読ませていただいてます。応援してます！ (5月15日 21時) (レス) @page5 id: 35bc9d7cdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：軽油の人 | 作成日時：2023年5月15日 11時
