119話 ページ23
翌朝目を覚ませばヴィーはベッドにいなかった。
あれ？寝すぎた？とスマホを見ると朝の6時すぎ。
こんな時間から学校でもあるまいし……どこへ？
｢あら、起きたの？｣
｢ヴィー、どこ行ってたの？｣
支度をしようとベッドから降りた時、部屋のドアが開いてヴィーが入ってきた。体操着に着替えて汗かいてる。
｢ジョギングよ。毎朝の日課なの。ふぅ……だいぶ汗をかいたからシャワー浴びてくるわ。アンタはその間に着替えなさい｣
｢はーい｣
ヴィーがどこにいるかわからない状態だとうかつに着替えられないからありがたい配慮だ。
シャワーへ言ったのを見届けて手早く制服に着替えた。
｢その髪、結ばないの？｣
｢えっ？｣
着替えとメイクを済ませて寛いでいればタオルで顔を拭きながらヴィーが戻ってくる。
なにかする時は邪魔だから結ぶけど朝からは特に結ばないかな。
｢アタシが結ってもいい？｣
｢うん、いいよ｣
｢どんなのがいい？｣
｢ヴィーとお揃いがいい｣
いつもやってる三つ編みハーフアップ。
あれ可愛いけど、私自身三つ編みが苦手で出来ないの。
慣れたように髪を結って綺麗にまとめてくれた。
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軽油の人(プロフ) - 深い水に足跡を。さん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです。これからもご愛読いただけるよう頑張ります！ (5月16日 8時) (
レス) id: cb73de7f61 (このIDを非表示/違反報告)
深い水に足跡を。(プロフ) - ストーリーもイラストも大好きでいつも読ませていただいてます。応援してます！ (5月15日 21時) (レス) @page5 id: 35bc9d7cdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：軽油の人 | 作成日時：2023年5月15日 11時
