113話 ページ18
10分ほど歩いていればほとんどの人に会えた。
けが人は1人もおらず、あとはシノとAだけ。
皆には纏まって談話室に居るよう言いつけて俺とオズで2人を探しに出る。
みんなの元にはラスティカや絵になってるけど双子先生、それにレノとファウストがいるから大丈夫だろう。
「強い魔力を感じたのはこっちだね」
「あぁ。まるで大いなる厄災のような」
「……そうだね、そんな魔力だった」
考えたくはないがもしかして、Aの魔力が暴走したのか？
もしそうならどんな現象が起きたのかきちんと調べないと。
「おい、フィガロ」
「…どうした」
「Aとシノじゃないか」
「！？、2人とも大丈夫！？」
オズが指さす先には意識のないふたり。
駆け寄って脈や呼吸を確かめる。
Aはもとから脈がないとして、2人とも呼吸が弱すぎる。
今にも止まってしまいそうだ。
「オズ、お前はシノを運んで、すぐに治療する」
「どこでやるんだ」
「…談話室へ戻る！俺一人の魔力じゃたりないかもしれない」
オズは夜に魔法は使えない。
ラスティカとファウスト、あとレノに力を借りよう。
それに必要とあればムルにも。
体を傷つけないよう2人を運べばクロエとヒースが泣きそうになって走り寄ってくる。
「シノ！！！」
「A！！、」
2人にとって大事な人だよね。
大丈夫、俺が絶対にたすけるから。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 339人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
灯油マン(プロフ) - るゆさん» ありがとうございます！早起きですね！4もありますよ！ (2021年12月5日 8時) (
レス) @page50 id: 3428c02407 (このIDを非表示/違反報告)
るゆ - 3終わりましたね……めっちゃやばかったです、過去編が楽しみすぎる。4が出るのを楽しみに待ってます！ (2021年12月5日 7時) (レス) @page50 id: 360678e429 (このIDを非表示/違反報告)
灯油マン(プロフ) - るゆさん» ありがとうございます！面白いと思い続けて貰えるように頑張ります！！ (2021年11月30日 12時) (レス) id: 3428c02407 (このIDを非表示/違反報告)
るゆ - 灯油マンさん» いえいえ！こちらこそ、語彙力がないので上手く感想を口にすることが出来ないんですけど、読んだら感想を言いたくなるお話なので… (2021年11月30日 5時) (レス) id: 360678e429 (このIDを非表示/違反報告)
灯油マン(プロフ) - るゆさん» お久しぶりです！！ありがとうございます。わたしもなかなか更新できてませんでしたので！いつも本当にありがとうございます。 (2021年11月29日 9時) (レス) @page2 id: 3428c02407 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：灯油マン | 作成日時：2021年8月1日 11時
