番外編 白狼と天使とハリネズミ ページ17
色々とごっちゃごっちゃになっている状況、まぁまぁとクランツがなだめる。
ハクは「あははは…」と苦笑いを浮かべていた。
ロウレス「てゆーか、ハクは何の真祖なんスか?
ハク見たいな奴見たことねーんスけど…」
「ぁ、ちゃんと、説明する…」
少 女 説 明 中 … … 。
ロウレス「…そーいう事っスか……
じゃあ今もまだあんまり記憶は…?」
「そう、ですね…」
一通り説明をする。
ほうほう…と頷くリヒトとロウレス。
暫く何かを考えたリヒト、またじーっとハクを見つめる。
リヒト「細かい事は知らねぇ、けど
よろしくな、ハク」
「ぁ、はい よろしくリヒト君
ロウにぃもよろしくです…?」
ロウレス「何で疑問系なんスか…
まぁよろしくッス」
急展開だなぁ…と考えながら、ふと時計を見る。
時間を見ればホテルを出てから三時間ほど経っていたのだ。
早く帰らないと椿にぃが怒る……!
「えっと…もう帰らないと身内に怒られちゃうので…」
クランツ「そうか、すまないね、うちの二人が…
お詫びだが、次の演奏のパンフレットを
渡しておくよ」
「ありがとう、です…クランツさん」
ハクは深々と頭を下げ、ホールの裏から出ていく。
今日は色々あったなー、なんて考えながら道を歩く。
ーハクー
_カツンッ
近くから下駄の音がした、迎えに来てくれたのかな…?
椿「もぅハク、探したよ?
何処行ってたの?」
がばっと後ろから抱きつかれる。
髪の毛が顔にかかってくすぐったい。
「ごめんなさい…椿にぃにダッツとお稲荷さん
買ってこようと思ってて…」
椿「そうだったの? ありがとうね
じゃあ一緒に買って帰ろっか」
「うん」
返事をすると、さりげなく手を握られる。
暖かいなぁ…なんて。
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ーホテル(会話文だけ)ー
桜「何で三時間も外に出てんだよ、
置き手紙ぐらい置いていけば良いだろ」
「ごめんなさい…次からは置いていきます……」
椿「まぁまぁ桜哉、それくらいにしてあげなよ
ハク、ダッツ一緒に食べよ?」
桜「椿さんがそんなに甘やかすから
駄目なんですよ! もう少し厳しくしないと」
ベル「そォ言ってる桜哉がいっちばん甘やかしてるんだけどォ〜☆」
桜「い、いや別に!? そんなんじゃ…!」
「………?」モグモグ
椿「んふふっ」ナデナデ
※色々と適当にまとめて終わらせてすいません
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猫 - 真祖 85 「クロは日光で人になって」→「クロは日陰で人になって」か「クロは木陰で人になって」だと思います。 (2019年8月20日 16時) (レス) id: 7b6f9874b2 (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - めっちゃ面白いです更新楽しみにしてます! (2018年1月26日 19時) (レス) id: 84c51744c8 (このIDを非表示/違反報告)
零番目の空虚(プロフ) - 閲覧、コメントありがとうございます。いろいろとぐだり始めている感じがするので、閲覧してくれる方に読みやすいように頑張っていきます!ありがとうございます! (2017年8月20日 21時) (レス) id: 4fb706b0bf (このIDを非表示/違反報告)
道化師ロキ - とっても面白いです!続き楽しみにしています (2017年8月20日 20時) (レス) id: 091673db49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リズ | 作成日時:2017年8月19日 13時