episode14_一往深情 ページ17
てなわけで、
あたしは家の前にいる
神「俺たちはここで待ってるから」
「いやそんな暑い中待ってもらうのは…」
担「じゃあ一緒に入っていい?」
「は…はい」
・
・
・
「ただいまー」
母「おかえりな……
後ろの方々は…?」
「お母さん、あたし、隠してたことがあるの」
母「え?」
「あたし…漫画家やってんの」
母「………そう」
「は?それだけ?」
母「…薄々、気付いてたっていうかね…」
「えっ?」
母「私だって母親よ?あんたの部屋掃除したりするわ…
部屋になんかよくわからない機材置いてるでしょ?
気になって調べてみたら、絵を描く機械だったから…ね」
きっと、ペンタブのことだろう
母「さすがに漫画家やってるとは思わなかったけど…昔から絵が上手だったし、将来はそういう職につくんだろうなって…」
なんで今まで気付かなかったんだろう
お母さんはちゃんとあたしのことを見てる
母「私も、パパも、Aの夢は応援するつもりよ?」
「…あり、が、とう…」
母を見ると涙が出てきそうで
顔を伏せたまま、絞り出した声でそう告げた
母「それで…こちらの皆さんは…?」
担「私はAさんの担当編集をさせていただいてます」
担当さんがおネェ口調以外で話してるとこを見るのは初めてだ…
こうしてると、普通にイケメンに見えてくる…
作「それでですね…今度Aさんの作品をアニメ化することになっていまして…」
母「あ…アニメ化っ!?そんなにこの子の漫画は凄いんですか…?」
作「ええ、本当に素晴らしい漫画です……
私は作画監督をさせていただく者です」
母「監督はまた別の方なんですね」
作「監督は、Aさんにお任せします」
母「あら!A凄いじゃない!」
そう言う母の顔は、いつもより輝いている
神「僕は声優を務めさせていただきます
それから、
良平くんも、この作品に出演されます」
母「えぇっ!?良平がっ!?」
一瞬驚いた顔をしたけど、
お母さんの表情は、あたしが見たことないくらい嬉しそうだ
「江口さんとか、代永さんも出るよ」
母「まぁ!それは嬉しいわね〜」
母は理解してくれた
問題は…兄のこと
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星がオレンジ色になりました!!!
評価してくださった皆さん、
この作品を読んでくださっている皆さん、
本当にありがとうございます!
これからも頑張ります
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無神 - もう更新はされないのでしょうか? お話面白いので続きが気になります、! (2020年6月7日 22時) (レス) id: 228d60cd7f (このIDを非表示/違反報告)
柿原(プロフ) - いつになってもいいので更新楽しみにしてます!受験頑張ってください!! (2017年10月30日 12時) (レス) id: 244d56d4d1 (このIDを非表示/違反報告)
詩暢 - 本当に申し訳ありません。受験が終わったらこの作品を再開できるように全力を尽くします。それがいつになるかわかりまさんが、それまでもし待ってくださるという方がいるのなら、私は必ず最終回まで執筆しつづけます。本当に、本当に申し訳ありません。 (2017年8月10日 1時) (レス) id: 644d53e422 (このIDを非表示/違反報告)
詩暢 - 文字数の関係上、言葉足らずな部分もあります。このコメントを見るのも一部の方のみです。それでも皆様に伝えないまま放置しておくことはできません。たくさんの方が更新を待ってくださっている中、このような残念な報告しかできず、己の不甲斐なさを感じます。 (2017年8月10日 1時) (レス) id: 644d53e422 (このIDを非表示/違反報告)
詩暢 - 正真正銘この作品の作者です。メルアドを変えて、更にパスを忘れてしまって、ログインできません。メルアドを復活させるか、パスを思い出せば解決しますが、現状難しいです。また新規登録して始めようかと思いますが、受験生のため暫くおやすみさせていただきます。 (2017年8月10日 1時) (レス) id: 644d53e422 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:詩暢 | 作成日時:2016年8月15日 19時