episode１３_五里霧中 ページ16
「収録には参加しません！キャストとは関わりません！これじゃダメですか？」
担「そんなの無理に決まってるじゃない…」
神「なんで……何か理由があるんだよね？」
「…はい」
神「話せる？」
「口外しないと、約束できるのなら…」
全「うん」
「あたしが漫画描いてること…家族は知らないんです」
担「…それはアタシも初耳よ！？」
作「…どうして？」
「目立つことが…嫌いなんです」
だから、あたしは…声優の世界にいる兄がわからない
ここにいる、神谷さんのことも理解できない
でも、どこかで羨ましいとも思う
自分の仕事を、誇りに思っていることは
「漫画家なんて目立つから…
だから、周りに言いたくないんです」
一般人
ごく普通なクラスメイト
あたしは…その、立場でいたい
担「それはわかったわ…でも、どうして家族にも言わないの？」
「迷惑、かけたくない…」
神「迷惑？」
「ただでさえ、兄は声優で…それに元子役で…親は、育てるのに苦労したと思います」
だから、
「あたしまで迷惑かけたくないんです…漫画家として、自分の財産で生きていくんです」
でも、逆効果なんだ
漫画家ってことを秘密にしてることで…親を、兄を不安にさせている
神「向き合おうよ」
「え？」
神「…俺もできる限り協力するから」
「無理…ですよ」
兄とは昨日、言い合いをしたばかりだ
いつにも増して、関係がギクシャクしている
担「まぁそんなこと言わないで！実行してみないとわからないわよ？」
神「そういうところが、Aちゃんの弱さなんじゃない？…先のことが不安で、前に進めない…進むことを恐れてる」
この人は、なんであたしのことをこんなにも分かってくれるのだろう
担「アタシは担当だもの…この件には責任を負うわ
…アナタも協力してくれるわよね？作画監督として」
作「あなたが見込んだ漫画家なんだから、力になるのは当たり前よ」
担「…さーて、Aちゃん？
凄腕編集と人気声優と天才監督の恩を無駄にするなんてことはしないわよねぇ？」
本当に、この人は
あたしを手懐けるのがうまい
「……わかりました…なんとかします」
神「じゃ、今から親御さんのところ行く？」
「えっ？」
作「家にいない？」
「いますけど…」
担「じゃあ行くわよ」
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
課題終わりません。
占ツクで現実逃避です。。。
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無神 - もう更新はされないのでしょうか？ お話面白いので続きが気になります、！ (2020年6月7日 22時) (
レス) id: 228d60cd7f (このIDを非表示/違反報告)
柿原(プロフ) - いつになってもいいので更新楽しみにしてます！受験頑張ってください！! (2017年10月30日 12時) (レス) id: 244d56d4d1 (このIDを非表示/違反報告)
詩暢 - 本当に申し訳ありません。受験が終わったらこの作品を再開できるように全力を尽くします。それがいつになるかわかりまさんが、それまでもし待ってくださるという方がいるのなら、私は必ず最終回まで執筆しつづけます。本当に、本当に申し訳ありません。 (2017年8月10日 1時) (レス) id: 644d53e422 (このIDを非表示/違反報告)
詩暢 - 文字数の関係上、言葉足らずな部分もあります。このコメントを見るのも一部の方のみです。それでも皆様に伝えないまま放置しておくことはできません。たくさんの方が更新を待ってくださっている中、このような残念な報告しかできず、己の不甲斐なさを感じます。 (2017年8月10日 1時) (レス) id: 644d53e422 (このIDを非表示/違反報告)
詩暢 - 正真正銘この作品の作者です。メルアドを変えて、更にパスを忘れてしまって、ログインできません。メルアドを復活させるか、パスを思い出せば解決しますが、現状難しいです。また新規登録して始めようかと思いますが、受験生のため暫くおやすみさせていただきます。 (2017年8月10日 1時) (レス) id: 644d53e422 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩暢 | 作成日時：2016年8月15日 19時
