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『 ねえジニオッパ 』

「 ん?、 」

『 来週の土曜空いてない? 』

「 あーごめん、同窓会がある 」



土曜日と日曜日に、大学の文化祭がある。
私たちのサークルも、出し物をするみたいだけど、
学科の出し物とかけ持ちしてる人もいたりで毎年恒例の人手不足 。
片付けは別にいいんだけど、準備が手間取りそうで、
どうにか人手を集めようとしたものの 。


ジニオッパは一緒には難しいか。
去年まではジョングクにも手伝ってもらったっけ。
サークルは違っても、手伝ってくれたんだよね、なんて。


また、ジョングクのことを考えてしまう 。



「 A?ボーッとしてどうしたの? 」

『 ... あ、ううん、学祭があるから手伝ってくれるとありがたかったんだけど、同窓会なら無理だね 』

「 うーん、ごめんね 、ちょっと難しいかも 」

『 大丈夫だよ、聞いてみたかっただけ。
ありがとう 』



一緒にも回ってあげたかったんだけど、

そう頭を撫でられると、何も言えない。
ただお手伝いしてくれるとありがたいだけだから、
今いる人達でやるしかない。






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作者名:we | 作成日時:2023年12月23日 22時

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