ハニートラップ ページ11
安SIDE
ハニートラップっちゅーの？そういうんはAの得意技やし
それで大量の情報をいつも引き出せてるから
Aに任せたらええと思う、皆納得してるのに
なんでやろ、渋やんだけ顔が曇ってる気がした。
にしても…
エ「おんぎゃぁぁあああっ」
安「あ〜よしよしっ ミルクかな〜〜？」ｱﾀﾌﾀ
赤ちゃんの夜泣きってこんなに大変なんや
僕だけちゃうくて 皆もうるさくて眠れてへんのとちゃうかなぁ…
コンコンっ
A「章ちゃん？入っていい？」
安「っA？」ｶﾞﾁｬ
エ「ほにゃあああっ」
A「なんやエイト、ご機嫌斜めやなぁ(笑)」ﾋｮｲ
僕の代わりにエイト抱っこして
ゆらゆらして落ち着かせてくれるA
ほんまの親子みたいやなぁ…
安「何か用あったん？」
A「んや、章ちゃん寝れてへんのとちゃうかなって」ﾕﾗﾕﾗ
安「…やっぱ、泣き声聞こえとった？」
A「丸聞こえ(笑)」ﾕﾗﾕﾗ
安「やんなぁ…」
A「章ちゃんがへこむことないよ、赤ちゃんは泣くんも仕事なんやろ？な〜エイト？」ﾕﾗﾕﾗ
やっぱこういうのは女の子が上手やなぁ…
エイトがうとうとしとるもん。
Aやったら、良いお母さんになるんやろなぁ…
ほんでぇ、隣には仕事終わりの僕がおってぇ
Aが僕におかえりのチューして、ほんで…
A「おーい？」ﾂﾝｯ
安「ひゃあっ//」ﾋﾞｸｯ
A「ひゃあ、て(笑)なにニヤニヤしてんのっ//(笑)」
安「良い未来を想像してましたぁ…//」
A「なんとなく考えてたことわかるわ(笑)」
うそ、顔に出てた？恥ずっ//
A「ね、トレーニング室なら防音やで？そっちで寝る？」ﾕﾗﾕﾗ
安「せやなぁ…」
二人でトレーニング室に移動した。
布団ひいて、そっとエイトおろしたけど…
エ「ん…ふっ…ふぎゃあああっ」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
安「あちゃ〜〜」
やっぱAが抱きしめてないとあかんかぁ…
A「よし、今日は私もここで寝るっ」
なっ 僕また顔に出てたっ？
安「あかんよ、今日は僕の当番の日やんかっ」
A「ええからっ」
安「でもっ」
A「ええから章ちゃん、一緒にお布団入ろ…？」ﾁﾗ
うわっ//
出た、Aの上目遣い…//
安「…じゃ、お言葉に甘えて…//」ｲｿｲｿ
A「どうぞ〜 ぎゅーしてな？」
これはこれで興奮して寝られへんわぁ…//
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作者名：Noa | 作成日時：2020年8月18日 0時
