ちょいズレベッキョン氏。 (ページ4)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:2,253 hit

4. ページ4

「ねぇ、乗ろうよ～」とだだをこね学習しないベッキョンを引きずりながら他のアトラクションへと向かう私。

いや、何この図。
仕方ない…

「ベッキョン…また、死にたいの…？あれに乗ったらベッキョンの心臓二度と戻ってこないよ…？」

と少し怒った風にベッキョンに言う。
するとベッキョンは「ひっ、」と小さな悲鳴を上げ
私を大きなうるうるした瞳で見つめる。

…いや、その顔やめんかい。可愛いから←
というか、信じるんかい。可愛いかよって
するとベッキョンは

ベッキョン「わわ分かったよっ!!分かったからその喋り方やめてよ!!」

と言った。
うん、素直でよろしい。

ベッキョン「じゃ!気を取り直してお化け屋敷～!!」

…ドMなのかな…やっぱズレてる。

可愛い。←

そんなベッキョンに振り回されながらも
楽しい時間を過ごした。

そろそろ閉園時間になりそうな頃、
ベッキョンは、急に綺麗な細くて長い、でも男らしい手で私の右手を握ってきた。

突然の事に思わず熱が顔に集まる。

ベッキョン「A？顔赤いよ？」

…確信犯だな…

少し悔しかったから、指を自分から絡めて
恋人繋ぎをしてみた。

ベッキョン「うぇっ!?も、も、きゅきゅうになに」

…いや、女子かよ笑

「別に… 繋ぎたくなって…あれ？顔赤いよ？」

仕返しだ。笑
そんな優越感に浸ってると、ベッキョンは、私の腰を自分の方へぐいっと引き寄せ、ちゅっ、と軽い唇が触れるだけのキスをした。

これは…反則だぁぁぁ

「ちょっ、、いきなり///」

ベッキョン「へへ～ベッキョン様に仕返ししようなんて5億5万年早いよ～？」

いや、5億からの5万って減ってるやん笑

ベッキョン「ねぇ…もうすぐ閉園だし、最後に観覧車乗ろうよ!」

いや、ベッキョン氏……!?

まともな事言った…←ひどい

ベッキョン「ねぇ!何その顔!?俺がやっとまともな事言ったって思ったでしょ!?」

バレていた。笑

という訳で、ベッキョンと観覧車に乗ることにした。