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「俺が薮と付き合ってるって聞いて、裕翔は引かないの？」
「全然引かないです！むしろこっちが色々教えて貰いたいぐらいで…。あっ、俺そのっ、あまり恋愛経験がなくてですね、これまでは相手から告白されて何となくいいかなと思って付き合ってたんですけど、半年ぐらいで思ってたのと違ったって言われて振られる事が多くて…」
「へぇ〜何か意外だな。裕翔ってひとりの人と長く続いてるイメージがあったな。まぁ俺なんかいつも『八乙女君て天然だよね』とか、『薮君紹介して』とか…そんなんばっかで…
でも薮だけは俺のことちゃんと見てくれてて、だからやっぱり友達のままがいいのかなとか色々考え過ぎちゃってたんだよな。
薮から告白された時はホントに嬉しくて…
って、俺なんでこんな馬鹿みたいに自分の事ベラベラと…」
「ふっふっ。光君は薮先輩のこと本当に好きなんですね。それに、なんていうか、人として信頼してるっていうか…
その思いがちゃんとお互いに通じていて羨ましいです」
「ばかっ、恥ずかしいこと真顔でいうなよ…」
後輩の恋愛話を聞こうと思ったのに自分の事を語ってしまい、俺は赤くなった顔を自覚しながら照れ隠しに隣の裕翔をポコポコ と殴っていた。
「はっはっ。俺なんか…酔った勢いで告白しちゃって…なんかダメダメですよね」
「いいんじゃね。相手が受け入れてくれたんなら。恋愛の方法なんて人それぞれだし。正解なんてないと思うよ。ほらことわざでも言うじゃん。十人ジュッショクとかって！」
「
そうですよね…始まりはどうであれ、あの日俺、この人は絶対他の人には渡したく無いって思ったんです。だからこれからはもっと俺の事好きになって貰えるように…光君達みたいに信頼しあえる関係になれる様に頑張ります！」
「おうっ。にしても、裕翔の恋人気になるなぁ？やっぱり可愛い系？それとも綺麗系？」
「えっ…と……とても可愛らしくてキレイな人です」
「なんだよーはぐらかすなよー」
俺は飲み終わった紙コップを裕翔の分も回収してゴミ箱へと捨てた。
「ちょっと長居しすぎたかな。さて、あと定時までもう少しだから、一仕事するか。あっ、裕翔の彼女、機会があったら紹介しろよな！」
「…はい。あの人がいいって言ってくれれば…」
はにかんだ様な何とも言えない顔をしながら裕翔は素直にそう答えた。
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黒猫ボス(プロフ) - atsuさん» atsuさんお久しぶりです！また遊びに来ていただけて嬉しい限りです！(^-^)現実世界のゆといの達に負けないくらい？イチャイチャして貰う予定です！！(多分)これからも宜しくお願いします！！ (2022年7月5日 8時) (
レス) id: 05a1a0a6c9 (このIDを非表示/違反報告)
atsu(プロフ) - 黒猫ボスさん、お久しぶりです！更新ずっとお待ちしてました〜（涙）。伊野尾くんハピバインライやTHE MUSIC DAY でのゆといので心潤う日々ですが、この作品でのゆといのの進展具合もめちゃめちゃ気になりますので、これからも更新楽しみにしてますね♪ (2022年7月4日 18時) (レス) @page2 id: fbba3a2317 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫ボス | 作成日時：2022年7月4日 15時
