Initiation love 54 ページ4
スコ「とりあえず居なくなったものはしょうがない…どうせ目的は明白だし。
ギークにプランDに変更って伝えて。それでわかるはずだから…」
ソニ「あ〜らら、ギークが懸念してたことが際におこっちゃったね」
スコ「ったく、どいつもこいつも好き勝手に動きやがって…」
どうやら奴らの中でも内部分裂?のようなことが起こったらしい。
これが俺達にとって吉と出るのか凶と出るのかはわからないが、とにかく一刻も早く山田に目の前にいる奴は侑李の偽者だって伝えなくては…
そんな事を考えた矢先だった。
人混みをかき分け1人の人物が舞踏会会場の真ん中に姿を現した。
光「あれっ!!知念が2人いる?!」
裕「って事は知念の偽者もいたんだ!ま、でも山なら間違えたりしないよ!」
伊「うん。山田なら大丈夫でしょ」
ソニ「…そんなにすぐにわかるもの?
そういや薮、お前俺が偽者だっていつ気がついた?」
薮「いつって…そんなの部屋に戻った直後。お前が抱きついてきた時にすぐに別人だってわかったけど?」
スコ「はぁ?ソニ、コイツに抱きついたの?」
ソニ「いやっ、だってその方がリアリティがあるかと思って…
おいっ薮、余計な事いってんじゃねぇよ!!(汗)」
スコ「ソニ、お仕置き決定ね!さーて、今日はどんな風に啼かせようかなぁ♪」
満面の笑みを浮かべながら光の偽者に迫る俺の偽者。
一方、光の偽者は思いっきり顔を引きつらせて俺に文句を言ってくる。
もしやとは思ってたけど……
こいつらも同類?
裕「ねぇ、スコープとソニックハンターも恋人同士?」
スコ「あぁ。ったく、薮とは顔だけじゃなく好みのタイプも一緒みたいだな…」
裕「他には?俺のソックリさんや慧のソックリさんもいるんでしょ?
知念のソックリさんもいるってことは…
もしかして、俺達全員の偽者がいたりして!」
伊「ゆーと、流石にそれはないんじゃ…」
伊野尾や裕翔の会話を聞きながらスコープ達は明後日の方向を向き出した。
わかりやすいなコイツら…
薮「おいっ、で、こんな事してるお前らの目的はなんなだよ?知念の婚約を成立させるのはもう不可能そうだけど…」
画面の中の様子を見ながら俺がそう指摘するとスコープからは意外な答えが返ってきた。
スコ「俺達の目的はもう達成されてるからな。ま、コレは余興みたいな…もの?」
光「余興?!人の…山田と知念の人生がかかってるんだぞ!!ふざけんなっ!どういうことだよっ!!」
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作者名:黒猫ボス | 作成日時:2017年10月19日 0時