そんな僕らの日常生活10 (ページ11)

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Initiation love 61 ページ11

ソニ「残り二人か。先俺ね。
コードネームはソニックハンター。血液型は大胆のD型！
ドクターとファルとの3人でお悩み教室やってるから何かある人は相談しろよっ！」

伊「んじゃ、早速相談でーす。ウチの光の猫嫌いってどうにかなりません？こんな携帯の写真も嫌がるほどで…」

ソニ「ねっ猫？！無理無理無理。俺に見せるなー！！(フシュー)」

伊「この反応は？！なんだ、ソックリさんも猫嫌いなんだ…」

光「いのちゃん、そんなおぞましい写真は直ぐに消去してよっ！」
ソニ「そーだ！そーだ！人に向かって見せるなー！」

側から見るとまるで二匹の双子猫が毛並みを逆立てて威嚇しているようだった。

こんなにソックリなのに、薮君よく偽者だって気がついたな…

スコ「はいはい。伊野尾君、ウチのソニを揶揄うのはそのぐらいにしておいてね。
コイツを泣かしていいのは俺だけだから…」

知「うわっ、宏太みたいな事言ってる人がいる！！まさか…この二人も？」

スコ「ってことで、最後俺の番ね。
コードネームはスコープ。侑李ちゃんの御察しの通り、ソニの恋人です。
俺、普段は温厚な性格だけどソニが絡むとちょっとだけネジが緩むみたいだからその辺は取扱注意って事で！」

コマ「どこがちょっとだよ。かすり傷でもソニに負わせたらステルス性Maxにした遠距離射撃かますクセに…」

山「ってか、ソックリさんも薮ちゃんもタイプがブレねーな…」

裕「えーっと、整理すると…シノビとドクター、バレットとコマンダー、スコープとソニックハンターが付き合っていると…」

ギ「あっ、俺とファルがぬけてるっ！組織一のおしどり夫婦なのに…」

ドク「自己紹介で説明しなかったじゃん…」

ギ「そうだっけ？」

ラピ「相変わらずテキトーだな…」

ギ「んじゃ、改めて自己紹介するね。
ファルは俺の彼氏で、大貴は俺の嫁だから皆よろしく！」

バレ「何か最後の方増えてるwww」
ドク「ギークが幸せなら僕はそれでいいよ！」

髙「おいっ、大貴は俺の恋人！」

ギ「えー恋愛は自由じゃん。それに、俺は心が広いから大貴が望むなら愛人の一人や二人…」

大「そんなこと望むか！」

ギ「なら、俺だけを見ててね。だ・い・き♡」

あんまりにもギークが綺麗に笑うものだから、大貴がちょっと照れた様に頬を赤くした。

髙「だーもう、大貴は俺だけのもんだから！誰にも渡さないからなっ！」

そんな大貴を俺は少し強引に自分の腕の中に引き入れ、誰にも見せないように抱きしめたのだった。