Initiation love 49 ページ49
side裕翔
慧と光君が猫の写真で戯れていると、唐突に部屋の扉が開いた。
？「思ってたよりも早くこの部屋見つけたね…」
裕「あーーーっ！！光君のニセモノ！」
ニセ光「おいっ、人に向かって指差すなよ！バレット…じゃなかった。
たくっ、俺からしたらお前らの方が偽者だって…」
部屋に入ってきたニセ光君は、空いている椅子に腰をかけると俺達のことをジロジロと観察しながらそんな事を口にした。
因みにこの部屋も物凄く広い作りになっているから、人が一人増えた所で全く狭く感じない。
光「？？！お前、誰だ？何で俺がもう一人…」
そして、案の定困惑の表情を浮かべる本物の光君。
薮「光、大丈夫だよ。
おいっ、こんな所に一人でのこのこと来たお前の目的は何だ？ニセモノ！」
そんな光君を薮君が安心させるように肩をギュッと抱き寄せ、帝王然としたオーラを発しながら鋭い視線を光君のニセモノに向けていた。
ニセ光「はぁ…やっぱりその顔、ソックリ過ぎてマジ無理。世の中には似た顔の人間が三人いるとはいうけど…
アイツは一人で十分だって！いや、寧ろ居なくていい。そうすりゃオレの睡眠が確保できる…ハズ…」
ニセモノの光君が何やらブツブツと独り言を呟いた所で…
？？「ソニ、後でお仕置きされたく無かったらその辺にしとけよっ！」
新たな人物の登場に皆の視線が入り口に集中する。
ニセ光「げっ！！何でお前までコッチ来てんだよ…スコープ…」
スコ「お前の事が心配でな。
俺の偽者に危ない事されてないかなって…」
突然現れたのは薮君そっくりのニセモノ。
ゆっくりとした足取りで座っていたニセ光君の元に近いた。
図らずも、同じ顔をしたカップルが2組顔を見合わせている。
えっ、ちょっとどうなってるのコレ？？？
伊「薮…お前、双子だったの？」
スコ「俺と彼とは全く赤の他人だよ。ギークの偽者君。
……そうだな、これも何かの縁だ。自己紹介でもするか。
オレはスコープ、でそっちがソニックハンター
とある秘密組織の一員だ。
そして、俺達がここに来たのは…
お前らを監視するため。
午前2時を回ったか…そろそろ頃合いかな」
そう言い終えると、スコープと名乗った薮君のニセモノは部屋に備え付けてあったテレビモニターの電源を入れた。
画面には仮面舞踏会の様子が映しだされる。
スコ「お前らはこれからココで起こることをただジッと見てろ。
少しでも変な行動をした時は…
ここにいる全員殺すよ！」
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黒猫ボス(プロフ) - atsuさん» 前回に引き続きコメントありがとうございます！！趣味丸出しなお話なので、読んで頂けるだけでも嬉しいのに、お褒の言葉まで…こちらこそありがとうございます！（≧∇≦)もう少しで移行しますので、準備が出来次第またお知らせいたします！ (2017年9月27日 22時) (
レス) id: 83d62a5f08 (このIDを非表示/違反報告)
atsu(プロフ) - 更新お疲れさまです！頭脳明晰かつ理路整然な薮君にはただ唸るばかりです。そして、この作品の生みの親である黒猫ボスさんにはいくら賞賛の言葉を贈っても足りません！今後の展開が楽しみでなりません！ (2017年9月27日 16時) (レス) id: 12648f5822 (このIDを非表示/違反報告)
atsu(プロフ) - 更新お疲れさまです！久々のゆといのターンにテンションアップルしております♪笑 まだまだ謎だらけでもどかしくなりますが、やまちねの幸せな未来を願いつつ悶々としながら次回の更新をお待ちしております(*´∀｀) (2017年9月21日 15時) (レス) id: 12648f5822 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫ボス(プロフ) - atsuさん» お返事が遅れてすみません。思ってたよりも長いお話になっておりますが、あと少しだけハラハラした展開をお楽しみください！^_^ (2017年9月15日 22時) (レス) id: 83d62a5f08 (このIDを非表示/違反報告)
atsu(プロフ) - 敵と味方が入り乱れているような展開にドキドキハラハラしっぱなしです…。次回の更新も楽しみにお待ちしております！(*´∀｀) (2017年9月10日 16時) (レス) id: 12648f5822 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫ボス | 作成日時：2017年2月16日 22時
