Initiation love 40 ページ40
side圭人
圭「やまちゃん、ちぃちゃんは左側にいったよ！」
大「圭人よく見えたね？」
圭「昔ちょっとだけ訓練受けてて…」
�癲峽盈�？」
山「今はそんなことより早く知念を追わなきゃ！圭人、こっちの方向であってる？」
圭「うん。大丈夫。出来ればこの暗闇のうちにちぃちゃんを捕まえられるといいんだけど…」
�癲崙鷽佑箸眞稜阿琉銘屬�わかるなら先に行って！この暗さじゃドレス着た美咲嬢は動かないだろうし…」
山「わかった。圭人、行くぞ！」
圭「うんっ！」
俺とやまちゃんが人混みをかき分け、ちぃちゃんと思しき人物の元に辿り着いた瞬間、会場の照明もゆっくりとその明るさを取り戻した。
山「知念っ！」
やまちゃんが前を行く人物を呼び止める。
すると振り返ったのはやっぱりちぃちゃんだった。
知「…っ…！？りょう…すけ…それに圭人も…来てたの？」
仮面を外して僕たちの姿を再度確認したちぃちゃんは心底驚いた表情をしていた。
山「バカっ！何で何にも言ってくれなかったんだよ！」
そう言いながら山ちゃんも仮面を外してちぃちゃんの事を抱きしめる。
知「……ごめっ…ホントにごめん」
今にも泣いてしまうんじゃ無いかってぐらいのか細い声でちぃちゃんが答えると…
山ちゃんの背中に腕を回して、ぎゅっとしがみついていた。
山「……ゆーり…」
俺は二人がちゃんと会えたことに感動しつつも、少しだけ周りを警戒していた。
ここはダンススペースからは柱のおかげで死角になってるのか…
美咲さんにも見つからなさそうだし、これなら暫くの間は二人だけの時間が過ごせるね！
と思った瞬間、近づいてきた人物の一言で、二人はすぐさま離れ離れにされてしまった。
「君が山田涼介君か…侑李がいつも世話になっているね…」
知「おじいちゃん！」
山「…！？」
柱の陰からいきなり登場したその人は、ちぃちゃんのおじいさんだった。
薮ちゃんが言ってた一筋縄ではいかない人…。
山ちゃんも一瞬で表情が硬くなった。
おじいさんからの無言の威圧感がその場の空気をピリピリとさせる。
知「おじいちゃん…
彼の事、ちゃんと話すから…僕の話を聞いてください。お願いします」
そんな空気の中、ちぃちゃんがいつになく真剣な眼差しをしながらおじいさんに頭を下げていた。
祖「…ココでは人目につく。全員奥の部屋に入りなさい…」
そして、俺達は促されるまま、後方の扉から別室へと足を踏み入れた。
Initiation love 41→←Initiation love 39
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 296人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒猫ボス(プロフ) - atsuさん» 前回に引き続きコメントありがとうございます！！趣味丸出しなお話なので、読んで頂けるだけでも嬉しいのに、お褒の言葉まで…こちらこそありがとうございます！（≧∇≦)もう少しで移行しますので、準備が出来次第またお知らせいたします！ (2017年9月27日 22時) (
レス) id: 83d62a5f08 (このIDを非表示/違反報告)
atsu(プロフ) - 更新お疲れさまです！頭脳明晰かつ理路整然な薮君にはただ唸るばかりです。そして、この作品の生みの親である黒猫ボスさんにはいくら賞賛の言葉を贈っても足りません！今後の展開が楽しみでなりません！ (2017年9月27日 16時) (レス) id: 12648f5822 (このIDを非表示/違反報告)
atsu(プロフ) - 更新お疲れさまです！久々のゆといのターンにテンションアップルしております♪笑 まだまだ謎だらけでもどかしくなりますが、やまちねの幸せな未来を願いつつ悶々としながら次回の更新をお待ちしております(*´∀｀) (2017年9月21日 15時) (レス) id: 12648f5822 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫ボス(プロフ) - atsuさん» お返事が遅れてすみません。思ってたよりも長いお話になっておりますが、あと少しだけハラハラした展開をお楽しみください！^_^ (2017年9月15日 22時) (レス) id: 83d62a5f08 (このIDを非表示/違反報告)
atsu(プロフ) - 敵と味方が入り乱れているような展開にドキドキハラハラしっぱなしです…。次回の更新も楽しみにお待ちしております！(*´∀｀) (2017年9月10日 16時) (レス) id: 12648f5822 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒猫ボス | 作成日時：2017年2月16日 22時
