Initiation love 37 ページ37
皆思い思いの感想を言い合っていたが、俺は一人腑に落ちない感じがしていた。
あの人見知りの知念がこんな大勢の前でこんな事するか？
でも、確かに山田の言う通り目の前で華麗なダンスを披露する青年は紛れもなく知念そのもの…
この状況に若干動揺していた俺であったが、客観的な見方をするとある事に気がついた。
薮「なんか…心なしか他の8人も皆俺達に背格好似てない？」
伊「そう？あっ、でも一番背の高い人とか、ゆーとに似てるかも…」
裕「知念とセンターポジションで踊ってるのはやまに似てる気がする」
大「とりあえずダンスが終わったら声かけてみようよ！」
�癲屬修Δ世諭�
あっ！美咲嬢も奥から出てきた…」
伊「えっ、たかぎどこどこ？」
�癲屮瀬鵐好好據璽垢虜乎識�。ベビーピンクのドレス着てる小柄な人」
伊「へぇー、あれが人の恋路を邪魔するラスボスか…」
圭「皆、もう少しで終わりそうだよ。とにかく、ちぃちゃんを捕まえなきゃ！」
山「大ちゃん、雄也、美咲さんを引きつけるのは任せた！」
大「おう！まかせとけっ！」
裕「薮君、俺達はどうする？光君の手がかりって…」
薮「あぁ。一応心当たりが…
って、あれっ！？アイツまさか！？」
俺が気がついたのとほぼ同時にダンサーの内の一人がわざと視線を向けてきた。
このタイミングでこの行動って事は…
アイツは間違いなく光の居場所を知ってるってことか。
伊「薮、どうかした？」
薮「裕翔、伊野尾このダンスが終わったら俺と一緒に来い！光の居場所知ってそうなヤツの所に行くぞ！」
伊&裕「わかった！」
薮「山田…知念の事は任せた。とりあえずコレ渡しておくわ。なんかあったら連絡しろよ！」
山「OK!薮ちゃんも光君が見つかったら教えて！」
俺は小型の無線機を山田に渡した。
会場が船上なので携帯が繋がらない事を見越して予め用意しておいたのだ。
そして、曲が終わりを告げると共に再び会場全体の照明が消され、辺りが真っ暗になった。
薮「ちっ、この隙に逃げるつもりだな…
二人共、俺の後についてこい。ダンスフロア右側扉の方に移動するから」
伊「えっ、ちょっ、まってフロアの右ってどっち？！」
裕「慧、こっちだよ。俺の手握ってて。俺は夜目がきくから薮君の位置見えてるし」
この先、この二手に分かれた行動が思わぬ事態を呼び込む事になるとは…
その時の俺達はまだ知る由もなかったのだった。
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黒猫ボス(プロフ) - atsuさん» 前回に引き続きコメントありがとうございます！！趣味丸出しなお話なので、読んで頂けるだけでも嬉しいのに、お褒の言葉まで…こちらこそありがとうございます！（≧∇≦)もう少しで移行しますので、準備が出来次第またお知らせいたします！ (2017年9月27日 22時) (
レス) id: 83d62a5f08 (このIDを非表示/違反報告)
atsu(プロフ) - 更新お疲れさまです！頭脳明晰かつ理路整然な薮君にはただ唸るばかりです。そして、この作品の生みの親である黒猫ボスさんにはいくら賞賛の言葉を贈っても足りません！今後の展開が楽しみでなりません！ (2017年9月27日 16時) (レス) id: 12648f5822 (このIDを非表示/違反報告)
atsu(プロフ) - 更新お疲れさまです！久々のゆといのターンにテンションアップルしております♪笑 まだまだ謎だらけでもどかしくなりますが、やまちねの幸せな未来を願いつつ悶々としながら次回の更新をお待ちしております(*´∀｀) (2017年9月21日 15時) (レス) id: 12648f5822 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫ボス(プロフ) - atsuさん» お返事が遅れてすみません。思ってたよりも長いお話になっておりますが、あと少しだけハラハラした展開をお楽しみください！^_^ (2017年9月15日 22時) (レス) id: 83d62a5f08 (このIDを非表示/違反報告)
atsu(プロフ) - 敵と味方が入り乱れているような展開にドキドキハラハラしっぱなしです…。次回の更新も楽しみにお待ちしております！(*´∀｀) (2017年9月10日 16時) (レス) id: 12648f5822 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫ボス | 作成日時：2017年2月16日 22時
