有岡くんの少女日記

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『 あ、 そうなんだ、

湿布ってあるかな？ 』








「 湿布なら、そこに 」









指を指した方へ湿布を取りに行く









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袋から出してテープを剥がす









この臭い、ツーンってくる









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『 やべ、 ぐちゃぐちゃになる』









体操着を脱いで自分で貼ろうとするが、肩が吊りそうになり上手く貼れない









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「 貼ろっか、？ 」









前に来て聞いてきた









『 お願いします… 』









結局、貼ってもらうことに









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さっき俺がぐちゃぐちゃにしてしまった湿布は捨てて、新しいものを出して渡した









「 冷たいよ 」









『 うん、 』








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ゆっくり、湿布が貼られる




うぅ、冷たい









『 うっ、やばい』








最後に手のひらで湿布を貼ったのか、痛みが走った









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「 ごめん、痛かったよね 」









『 大丈夫、！ 』









謝られたのはちょっと、びっくりしちゃった







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『 そういえば、保健委員だったね 』









「 うん 」










なんか、分かるな


保健の先生とかやってそう








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『 ありがと！ 』









「 うん 」








お礼を言ってから、 保健室を出る









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ちょっと、緊張したな、









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o月×日


転んで保健室に行ったら、
Aさんがいた

湿布をはってもらった
謝られたことにびっくりした。







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