嫌な季節 ページ5
樹side
えー、平井樹。インフルエンザになりました。
はぁー...マジでやばいんだけど
玄樹「じゅりにいちゃ...」
勇太「だいじょぶぅ?」
優吾「え、なんで双子がいるの!?」
勇太「きちゃ!」
玄樹「ちんぱいらかあ」
優吾「ちょっと慧悟ー!!」
今、兄ちゃんがいないから優吾がいるけど、正直邪魔
さっきから双子が来るから寝れないし、頭に響く
慧悟「あ、そこにいたんだ。早く戻るよ」
勇太「らめぇ!じゅりにいちゃ...」
慧悟「また1週間後ね」
勇太「んー!」
抱っこして慧悟がおりるから勇太の叫ぶ声が聞こえるし、玄樹は隠れてあとからでてくるし...俺病人だよ!?ちょっとは考えてほしいんだけど!
玄樹「じゅりにいちゃ」
樹「玄樹、下降りないと、注射とかになるよ?」
玄樹「らいじょぶぅ!ゆーたじゃないもん」
中々降りてくれないんだけど...なんで優吾こういう時にいないかなぁ...
優吾「樹お待たせって玄樹いるじゃん!」
廉「なあなあ、玄樹しらん?っておるやん!」
結局抱っこされて降りていったし...
優吾「兄ちゃんいないとちょー大変だね」
樹「ほんとだよ。兄ちゃん早く帰ってきてほしい」
優吾「メールしといたからたぶん早く帰ってきてくれるよ」
今、兄ちゃんは高校の先輩に捕まってて2泊3日くらいするって言ってたからたぶん帰ってくるときには結構元気だと思う
優吾「高校の先輩だから逃げられないよね」
樹「俺、兄ちゃんが帰ってくるときには元気なんじゃない?」
優吾「でも、誰かうつりそうだよね」
樹「今、1番うつりそうなのはおまえだよ?」
優吾「俺、検査がなかったらなってもいいわ」
樹「あれは絶対やるから。しかもなんか看護師いた」
優吾「え、大人しくしてろみたいなやつじゃん」
樹「意味わかんないけど、そう言うやつ」
俺すごくない!?インフルになったのに兄ちゃんと会話できてるよ!?普通しんどくて喋れないでしょ?
って言うか兄貴なら気つかって話かけんなよ!
慧悟「お粥作ったけど、大丈夫?」
樹「うん。なんか明日になおりそうな気がするわ」
優吾「そんなすぐなおる?」
樹「...大丈夫」
でも、思った以上に身体が受け付けてくれないの
優吾「樹?食べないでいいの」
樹「...ぅん」
優吾「熱上がってきたのかな...?薬飲んで寝てな」
なんか、急に兄貴っぽくなってるんだけど...
〜数時間後〜
優吾「あ!樹大丈夫!?」
起きたら優吾がいてずっと俺の部屋にいてくれたらしい。
そう言うところは感謝しないといけないな
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作者名:イチゴ姫〜しゅばやん〜 | 作成日時:2017年10月18日 19時