文化祭が始まるまでの日々＿�� ページ10
拳｢よ、A。｣
小｢ん｣
『おはよう！一佳ちゃん、唯、どしたの？』
拳｢AがA組の出し物でボーカルするって聞いて会いにきたんだよ。それに、最近会えてなかったし、な！唯。｣
小｢うん…会いたかった……｣
少し俯きながら、小さくそう言った唯が、可愛らしくて頬が緩んだ。
『嬉しい！私も会いたかった！』
小｢ん！……うんっ｣
拳((よかったな、唯。))
一佳ちゃんがそう心でいいながら、唯に微笑んでいた。
唯、そんなに私に会いたがってくれてたのかな、嬉しいなぁ。
拳｢でも私、A組のライブ観たかったんだけど、ミスコンの準備あって行けそうにないんだよな…｣
『あー、そっか…私たちは、ミスコンは間に合うかもだけど、Ｂ組の演劇と、時間ドンかぶりなんだよね……超観たいのに〜』
"ロミオとジュリエットとアズカバンの囚人〜王の帰還〜"を生で観たかったことを嘆いていたら、一人の男の子が足を止めた。
富｢僕、録画しようか？｣
ぅわあああああ！！！ふふふふふ富士沢クンッ！？
急な登場に、私は、思いっきり瞳孔を開いてしまったが、富士沢くんは私を見て、ニコッと微笑んだ。なんか怖い…！！
拳｢お、なに富士沢。ビデオカメラ持ってんの？｣
富｢うん、二つ持ってるから、どちらの出し物も録画できるよ。｣
拳｢おー！まじ助かるよ！ね、貸してもらおうA！｣
満面の笑みの一佳ちゃんに、断れる訳もなく、私は頷いてしまった。
あの日、なんで"個性"を使われた？かは分からないけど…富士沢くんだって、ヒーロー目指してるんだから、そこまで警戒しなくても、大丈夫なはず……
それに、なによりB組の演劇すごく見たいし、A組のバンドをB組の子たちにも見てもらいたい！
富｢じゃあ後日カメラ渡しに行くから、その時に操作方法教えるね、Aさん。｣
『う、うん…ありがとう、富士沢くん。』
少しの不信感を抱きながら、富士沢くんと約束をしてしまった。
文化祭が始まるまでの日々＿��→←文化祭が始まるまでの日々＿��
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 329人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
野咲春風(プロフ) - いちきちゃんさん» 遅すぎる返信失礼致します。。とても嬉しいコメントありがとうございます！そして、ありがとうございます！泣 (7月6日 20時) (
レス) id: 2ac748f10c (このIDを非表示/違反報告)
野咲春風(プロフ) - 霖さん» 遅すぎる返信失礼致します。。まさかオリキャラを好きと言っていただけるとは思っていませんでした！笑 嬉しい限りです、ありがとうございます！ (7月6日 20時) (レス) id: 2ac748f10c (このIDを非表示/違反報告)
いちきちゃん(プロフ) - この作品大好きです!更新待ってます! (6月10日 7時) (レス) id: bbdd29e3b1 (このIDを非表示/違反報告)
霖(プロフ) - 初コメ…なのかはわかりませんか゛ 富士沢くんとても好みです← 物語は少し前に途中まで読んではいたんですが…半分くらい内容忘れてたのでまた楽しんでました✌︎ (2023年4月20日 1時) (レス) @page44 id: 58302c5e9b (このIDを非表示/違反報告)
野咲春風(プロフ) - はないかださん» はないかださん、初コメありがとうございます！凄く嬉しいです！！もっともっとかっこいいかっちゃんを書けるように頑張ります！ (2023年2月11日 18時) (レス) id: 2ac748f10c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：野咲 春風 | 作成日時：2023年1月22日 1時
