文化祭が始まるまでの日々＿�� ページ9
文化祭に向けての練習の日々を過ごし、みんなそれぞれレベルが上がってきた。
私も、耳郎ちゃんが、恐縮しながらも渡してくれた、ボーカルのコツをまとめたノートを見ながら練習して、前よりもうまく歌えるようになった。
しかし、忘れてはいけないのは、"ジェントルたち"の計画も近づいてきているということ……
私は、ホームルーム前に、相手の現状を把握するため、ジェントルのYouTubeチャンネルを見ていた。
そのため、後ろから近づいてきていたデクに気づけなかった。
緑｢さっちゃん？｣
『！で、デデデデク！？どしたの！？』
私は慌ててスマホを机にふせ、デクの方に振り返った。
緑｢あ、驚かせてごめん！挨拶したんだけど、気づいなかったみたいだから……動画見てたんだね、ごめん。｣
『あ！いや、こちらこそごめん。おはよう、デク。……あ』
緑｢？どうかしたの…？｣
私は、そろそろ伝えといた方がいいな、と思い、ある作戦にでた。
『デクさ、文化祭でなに食べたいとか、ある？？』
((もうコイツ食いもんのこと考えとんのか))という、かっちゃんの心の声が背後から聞こえたが、今は無視！
緑｢え！いやぁ……まだ考えてない、かな…｣
『そっか、私ね、"りんご飴"食べたいなって思ってたんだけど、お祭り感あるし！でもねぇ、どこも出店しないっぽいんだよね〜』
緑｢え！？そ、そうなの！？｣
『うん、そうらしいよ？』
緑((どうしよう……エリちゃんに食べてほしかったけど……佐藤くんに作り方聞いてみようかな……材料とか買っておかないと…))
うんうん！いい感じ！無事、誘導できてそうだ！！と思ったら、教室のドアから私を呼ぶ声がした。
見てみると、一佳ちゃんと、唯がいたので、席を離れようとしたが、まだデクに言いたいことがあったので、早口で伝えた。
『あ、デク！ついでに、演出で使うロープも、切れそうだから、一緒に予備買っておいた方がいいよ！
じゃあちょっと一佳ちゃんたちとこ行ってくる！』
よし！これでOK！本番まで一週間あるし、しっかり者のデクは事前に買うでしょう！ジェントルたちと遭遇することはないハズ！
私は安心して、一佳ちゃんたちのもとに向かった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
緑(さっちゃん、今"一緒に"って…僕が、買いものに行こうとしてるの、知ってるような言い方だった…気のせいかな…)
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野咲春風(プロフ) - いちきちゃんさん» 遅すぎる返信失礼致します。。とても嬉しいコメントありがとうございます！そして、ありがとうございます！泣 (7月6日 20時) (
レス) id: 2ac748f10c (このIDを非表示/違反報告)
野咲春風(プロフ) - 霖さん» 遅すぎる返信失礼致します。。まさかオリキャラを好きと言っていただけるとは思っていませんでした！笑 嬉しい限りです、ありがとうございます！ (7月6日 20時) (レス) id: 2ac748f10c (このIDを非表示/違反報告)
いちきちゃん(プロフ) - この作品大好きです!更新待ってます! (6月10日 7時) (レス) id: bbdd29e3b1 (このIDを非表示/違反報告)
霖(プロフ) - 初コメ…なのかはわかりませんか゛ 富士沢くんとても好みです← 物語は少し前に途中まで読んではいたんですが…半分くらい内容忘れてたのでまた楽しんでました✌︎ (2023年4月20日 1時) (レス) @page44 id: 58302c5e9b (このIDを非表示/違反報告)
野咲春風(プロフ) - はないかださん» はないかださん、初コメありがとうございます！凄く嬉しいです！！もっともっとかっこいいかっちゃんを書けるように頑張ります！ (2023年2月11日 18時) (レス) id: 2ac748f10c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野咲 春風 | 作成日時：2023年1月22日 1時
