開催文化祭！富士沢くんと私編＿�� ページ19
『スキ！？』
富｢うん、好きだよ。｣
『スキって、すっ好キッテコト！？』
富｢そうだよ。ふふ、面白いね、Aさん。かわいい。｣
ポンポンっと頭を撫でられた感触で、いつの間にか富士沢くんが目の前に来ていたことに気づいた。
ダメだ、油断したら！
私は改めて、一定の距離をとった。
富｢...Aさん、初めて会った時のこと、覚えてる？4月の中頃、教室に入る前に目が合って...｣
ん？ああ...そんなこともあったかも。21人目の人だ！ってなった気がする。
富｢あの時から、僕はAさんのことが好きになって...｣
『え早ァ！...そ、えぇ！？...そうなんだぁ...』
自分のことなのに、自分のことじゃないみたい。
私が、誰かに恋愛的な好意を抱いてもらえるなんて……えぇ
富｢それから毎日、Aさんのこと隠れて見てたんだ｣
『え！ま、毎日！？』
衝撃的な発言まみれで、頭がついて行かない。
富｢Aさんの周りには、いつも人がいて、なかなか話しかけるタイミングが見つからなかった。でも、期末試験の前から、Aさんが図書室に通うようになって......僕は運命だと思った。
その時ね、僕の"個性"で、Aさんの記憶を見せてもらったんだ。｣
『………え？"記憶"...？』
富｢そう、僕の"個性"ね、写真を撮った人に"夢"を見せるっていうのも、大方間違ってないんだけど、正確に言うと、"その人の記憶がフィルムのように僕の中に流れる"んだ。｣
『！』
もし、私が未来を分かってるのもバレちゃうってこと！？
じゃあ手紙に書いてた私の"秘密"って……！！
富｢でも、僕が見れるのは、その人が眠って、僕が意識をその人に向けている時だけ。あの時、Aさんのことを全部知れると思ったのに……爆豪勝己が来て、邪魔された。｣
『え...かっちゃんが？』
そういえばあの時、図書室につくなり、すぐ眠ってしまった気がする...あれは富士沢くんの"個性"のせいだったってこと？
というか、あの時かっちゃん来てたの？全く覚えがないんだけど……
富｢それで、この前、爆豪勝己と、この教室の前で話してるところを狙ったんだ。
人気のない廊下なら、アイツごと眠らせてやればいいって……結局、ミッドナイト先生が来て、Aさんの記憶はほとんど見れなかったけどね。｣
分からない……富士沢くんのことが...
ただ、富士沢くんへの警戒心は高まる一方だ。
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野咲春風(プロフ) - いちきちゃんさん» 遅すぎる返信失礼致します。。とても嬉しいコメントありがとうございます！そして、ありがとうございます！泣 (7月6日 20時) (
レス) id: 2ac748f10c (このIDを非表示/違反報告)
野咲春風(プロフ) - 霖さん» 遅すぎる返信失礼致します。。まさかオリキャラを好きと言っていただけるとは思っていませんでした！笑 嬉しい限りです、ありがとうございます！ (7月6日 20時) (レス) id: 2ac748f10c (このIDを非表示/違反報告)
いちきちゃん(プロフ) - この作品大好きです!更新待ってます! (6月10日 7時) (レス) id: bbdd29e3b1 (このIDを非表示/違反報告)
霖(プロフ) - 初コメ…なのかはわかりませんか゛ 富士沢くんとても好みです← 物語は少し前に途中まで読んではいたんですが…半分くらい内容忘れてたのでまた楽しんでました✌︎ (2023年4月20日 1時) (レス) @page44 id: 58302c5e9b (このIDを非表示/違反報告)
野咲春風(プロフ) - はないかださん» はないかださん、初コメありがとうございます！凄く嬉しいです！！もっともっとかっこいいかっちゃんを書けるように頑張ります！ (2023年2月11日 18時) (レス) id: 2ac748f10c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野咲 春風 | 作成日時：2023年1月22日 1時
