かっちゃんとお話＿�� ページ20
かっちゃんは壁と私の顔から手をどけて少し離れた
爆｢おい｣
『ん？わ、』
爆｢それに何か言えや｣
かっちゃんに投げれた何かをキャッチして手のひらを確認すると消しゴムだった
少し痛かったみたい。キャッチした時かな…
私は心の中で消しゴムにごめんと謝った
そして消しゴムをくれたかっちゃんの意図を読み取った私は『小さくなれ！』や『黄色くなれ！』とか消しゴムに言ったけど
ボール投げの時みたいに無限の彼方へ！と言って本当に無限の彼方に飛んじゃう。みたいな事にはならなかった。
あと、消しゴムに『美味しくなれ！』といってかっちゃんに『食べてみてー』と言ったら｢てめェが食えや！｣と右頬をちぎれるレベルで引っ張られた。ごめん、ふざけたくなっちゃって。
爆｢ケッ、なんともねぇじゃねぇかクソが｣
『うん、とりあえず再検査の時も今のこと言ってみるよ、ありがとう！かっちゃん』
爆｢…じゃあ次だな
てめぇがガキん時来んくなったワケを言えや｣
『う』
絶対真実は言えないけど上手い言い訳も…
母が厳しくて〜とか、や、厳しいなら学校行かせるよね
え〜、、あ、そういえばお母さん私が体調悪いっていう風に言ってるってデクが言ってなかった？
かっちゃんにはそれが伝わってなかったのかな…
『あ〜えっと…その頃ぜ、喘息が酷くて…山のおばあちゃん家に泊まらせてもらったんだよね？』
爆｢ンで疑問形なんだよ｣
『へ？そ、そうだった？と、兎に角そういう事だから
急に酷くなったからさ、みんなにも説明出来ないままで…
…ね、何も言わずに会えなくなっちゃって
ごめんね、かっちゃん』
私は下唇をキュッと噛んだ
爆｢……そうかよ クソが(ﾎﾞｿ
帰んぞ｣
今の説明で腑に落ちたかは分からないけどなんとかなったみたいだ。
ホッ…と肩の力を下ろしてかっちゃんの背中を追いかけようとしたら
緑｢あっ、かっちゃん！！｣
壁越しにデクの声が聞こえた
爆｢待ってろ｣
『へっ…？』
デクの角度からはまだ見えてない私にかっちゃんは小さくそう言った
そして2人は原作通り外に出てお話してた
ここからじゃ泣きかっちゃん見えないし声も聞こえない…でも私の心はふわふわしていた
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緑(かっちゃんなんでカバン2個持ってるんだろう…)
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壊(プロフ) - 野咲春風さん» こちらこそありがとうございます！ (3月23日 20時) (
レス) id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
野咲春風(プロフ) - 壊さん» ご報告ありがとうございます！訂正致しました！ (3月23日 8時) (レス) id: 2ac748f10c (このIDを非表示/違反報告)
壊(プロフ) - すみません、帰り道＿�△婆樵以儡垢�上手くいっていないところがあります事をご報告させていただきます。 (3月21日 2時) (レス) @page11 id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野咲 春風 | 作成日時：2022年4月14日 13時
