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8話 ページ10
カラオケを楽しんで今は16時、もう一度
飲み物を確認すればカラオケ屋を出て
会場に向かう。
客｢やば…飲み物売り切れてるじゃん…｣
客｢どうしよ…｣
会場途中の自動販売機で困ってる人が居て
放っておくわけなく声をかける
｢良かったら…これどうぞ？｣
客｢良いんですか？｣
｢多めに持ってきたので｣
この為に多めに持ってきたのだ
良かった…予備があって
まぁ、あと2本あるし大丈夫だろう
その子達と別れれば会場入りした
会場は思ったよりも熱くてビックリしたけど
それより驚いたのはステージの近さだ
背伸びしなくてもみれる距離…
どんな人なんだろう…という期待が胸を一杯にする
あと少しで始まる…あと少しで会える
そう思っていればアナウンスが入り
会場が暗くなる
その瞬間、音楽が鳴り出して
After the Rainの2人がでてきた
｢…うそ｣
After the Rainの片方の人に見覚えがある
忘れるわけが無い…電車で会った人だ
ホストみたいな高身長の人
歌いだして気づいた事はホストみたいな人＝まふくん
だった。
｢あぁ…やらかした｣
ペンライトを振ることもせずその事実に
硬直していれば、まふまふ君と目が合った
その瞬間、相手も驚いた顔をしていた
そりゃそうだ、電車で会った奴が居るんだから
って覚えててくれたのかな？
それは少し嬉しいけど
この後…楽しめるかな？
楽しむより驚きが大きくて…
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作者名：ゆるたぬ | 作成日時：2019年2月13日 2時
