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『私はまた捨てられるのでしょうか?』





「"また"って言うのは?」





『私は長年、
何度も色んなマスターに出会ってきました。
でも人形から人に変われば皆怯え怖がり、
私は捨てられるハメに。

私はただ、
1人のマスターに長く連れ添いたいだけなのです。
マスターが死を迎えるそれまで。

ですがもし、マスター様。
貴方様も私を捨てる気なのでしたら、
私に《椿の花よ眠りにつけ》と言ってください』





彼女が話す《椿の花よ眠りにつけ》と言う言葉は、
先ほど説明書に書いてあった、












彼女から魂を奪う呪文だ。










『マスター。
さぁ、言ってください』






「いや、あの──」






TH「たっだいまー!」





話そうとした瞬間、
95zのヒョン達が帰ってきた。











『同居人の...方ですか?』








「あ、うん。そう。
U、話は後で良い?
絶対この部屋から出てこないで」






いつか必ずUのことはバレるだろうけど、
今は彼女を隠さなきゃ。







俺はUを置いて部屋を出た。






_______________






「テヒョニヒョン、ジミニヒョン、お帰りなさい」




TH「ただいま!ジョングガ」




JM「どうかした?」





「いえ、あの、














僕、ドール人形を拾ったんです」









JM.TH「はぁ?」





TH「ドール人形?」




JM「ドール人形て、あのキレイな人形?」





「はい。ただ、日本人形風のドール人形なんですけど」






JM「見たい!どんな感じ?可愛いの?」




TH「グガや、彼女を作りにくいからって人形を拾うのは...」





「そう言う感じで拾ったのでは無いですよ。ヒョン」








ヒョンらを連れて俺の部屋に入る。






JM「わぁ!」




TH「本当に人形だ」






俺のベッドに大人しく座り、
微動だにしないUがいる。







JM「触って良い?」



「ダメです!あの、
ほら、汚れているので」




TH「本当だ。
頬とかちょっと黒ずんでるね。なんで?」




「え、それは...」







Uが動くまでの出来事を素直に話した。






JM「ふーん。
でもおっきいね、この子」




「そうなんです」





TH「重かったんじゃない?」





そう言えば、
それほど重たくなかったな。






ちらっと説明書を読むと、
丁寧にプロフィールまで書かれてあった。

















_______________

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野分。(プロフ) - コメント失礼します。ニアと作者様が思い描くその後が見れたようで大変素敵でした。ありがとうございます。 (7月11日 19時) (レス) @page50 id: 3f02deb4e0 (このIDを非表示/違反報告)
マジュ - SAIKOU (2018年9月23日 20時) (レス) id: 00cfa8564d (このIDを非表示/違反報告)
マジュ - 最後のあれ何ですかああああアアアアアアアアアああああ (2018年9月23日 20時) (レス) id: 00cfa8564d (このIDを非表示/違反報告)
あかり - 最後に (2018年2月13日 23時) (レス) id: 80570f4ae1 (このIDを非表示/違反報告)
ファニ(プロフ) - Happy End 良かった。 (2018年1月12日 17時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆうな | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b115645c0f1/  
作成日時:2017年7月27日 17時

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