Master Doll 【BTS】完 (ページ11)

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HS「え、人形なの...？」

ジョングクがAについて説明をすると、
真っ青な顔をしていくホソクとナムジュン。

JK「A、手」

ジョングクの言葉にAは自分の手首を見せた。

相変わらず変化の無い球体関節を見せる。

HS「ぎゃぁぁぁあ」

案のてい、叫び出しジンの後ろに隠れるホソク。

HS「に、にに、ににに人形!?」

JM「ぷぷぷ。
ホソギヒョンださい」

TH「いや、ジミナもあんなんだったよ」

NJ「人形がう、う、うううう、
うご、うご、動いてる...!?」

半泣きのナムジュンをなだめるテヒョン。

JK「怖くないから大丈夫です。
関節部分を見せなかったら、普通の人間ですし」

ほら。とナムジュンにAを近づかせ、
テヒョンがナムジュンの手を無理やり掴み
Aの頬に触れさせる。

NJ「...っ！柔らかい」

怯えていた表情が一気に普通に変わる。

『大丈夫ですよ』

Aはナムジュンに頬を触れられたまま、
ホソクに笑顔を向ける。

ホソクもゆっくりとAに近づき、
頬を優しく撫でる。

HS「本当だ」

ホソクもいつもの表情に変わる。

HS「Aちゃんは、
ここに住むことになるんだよね」

JM「うん」

HP「マネヒョンとか来たらバレるんじゃ...」

『お客様が来た時は人形になります』

NJ「そんな事出来るんですか？」

何故かAに対して敬語のナムジュン。

『元から私は息をしない物なので、
目をつぶりじっとしていればバレません』

JK「確かに」

JN「てか、
Aの体どうにかしないの？」

ジンが一言放つと、
全員が首を傾げる。

JN「ほら、Aまだ所々汚れてるからさ」

NJ「お風呂に入れるの？」

『無理ですね』

JK「即答だな」

JM「じゃ、どうするの」

『体を拭いて貰えますか？』

BTS「え!?」

JK「いやいや!!
女の子の体を触るのは...」

『私は人間じゃないので...』

そう言って衣類を脱いでいくA。

JM「ま、まって！早いよ！」

左手で顔を隠しながら、右手でAに向けて手を振るジミン。

JN「た、タオル濡らさなきゃ」

そう言ってタオルを探しにお風呂場へ向かうジン。

無知って怖い。と思うメンバー一同だった。

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