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JK「ダイヤモンド?」
『それは、私の涙…ですか?』
本人であるAも、自分の涙の姿に驚いた顔をしていた。
JK「…ヒョン!ヒョン達に話そう!」
Aの手を引きリビングへ向かったジョングク。
JK「あ、ナムジュニヒョン」
NJ「ジョングク。どうした?」
JK「これ」
手に持っていたダイヤモンドをナムジュンに見せる。
NJ「これは?」
JK「ダイヤモンドですよ」
NJ「え!?」
大きな声を出してダイヤモンドを机に置いた。
NJ「なんでダイヤモンドが?」
JK「Aの瞳から落ちてきたんです」
NJ「Aから?」
…
NJ「つまり、涙がダイヤモンドに変わったと」
JK「はい」
NJ「Aは知っていたのか?」
『いえ。涙を流せた事すら、初めて知りました』
NJ「…」
顎に手を当て考えるナムジュン。
NJ「もしかしたら、人間になりかけてるのかも」
JK「『え?』」
NJ「涙を流せるほど人間に近づいたが、まだ涙は未完成で最後にダイヤモンドに変わった…。
て考えが出来た。」
JK「つまり、まだ完璧に人間にはなれてない…と」
NJ「うん」
『壊れる前に人間になれますかね?』
NJ「絶対…とは言えないけど、なれる可能性はあるよ」
JK「Aは人間になりたい?」
『はい』
JK「なんで人間になりたい?」
『主人の夢である「娘さんの生まれ変わり」になりたいのです』
JK「その"主人"はもう居ないんじゃ?」
『はい。約200年前に主人は亡くなっております』
NJ「200…!?」
『私は、213年前に作られました』
NJ「てことは、213歳なの?」
『そうなりますね』
JK「めっちゃヌナだった」
うん。突っ込むのはそこじゃない。と思うナムジュン。
JK「でも、なんで娘さんになりたいの」
『私が魂を宿った理由が娘さんの代わりなので』
JK「でもそれは、Aじゃ無くなるよね」
『え』
ジョングクの表情はどこか悲しげだった。
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野分。(プロフ) - コメント失礼します。ニアと作者様が思い描くその後が見れたようで大変素敵でした。ありがとうございます。 (7月11日 19時) (レス) @page50 id: 3f02deb4e0 (このIDを非表示/違反報告)
マジュ - SAIKOU (2018年9月23日 20時) (レス) id: 00cfa8564d (このIDを非表示/違反報告)
マジュ - 最後のあれ何ですかああああアアアアアアアアアああああ (2018年9月23日 20時) (レス) id: 00cfa8564d (このIDを非表示/違反報告)
あかり - 最後に (2018年2月13日 23時) (レス) id: 80570f4ae1 (このIDを非表示/違反報告)
ファニ(プロフ) - Happy End 良かった。 (2018年1月12日 17時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆうな | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b115645c0f1/
作成日時:2017年7月27日 17時