検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:292,352 hit

... ページ40

.







JK「ダイヤモンド?」





『それは、私の涙…ですか?』










本人であるAも、自分の涙の姿に驚いた顔をしていた。









JK「…ヒョン!ヒョン達に話そう!」








Aの手を引きリビングへ向かったジョングク。










JK「あ、ナムジュニヒョン」




NJ「ジョングク。どうした?」





JK「これ」









手に持っていたダイヤモンドをナムジュンに見せる。








NJ「これは?」





JK「ダイヤモンドですよ」





NJ「え!?」







大きな声を出してダイヤモンドを机に置いた。








NJ「なんでダイヤモンドが?」




JK「Aの瞳から落ちてきたんです」




NJ「Aから?」



















NJ「つまり、涙がダイヤモンドに変わったと」




JK「はい」




NJ「Aは知っていたのか?」




『いえ。涙を流せた事すら、初めて知りました』




NJ「…」







顎に手を当て考えるナムジュン。









NJ「もしかしたら、人間になりかけてるのかも」








JK「『え?』」








NJ「涙を流せるほど人間に近づいたが、まだ涙は未完成で最後にダイヤモンドに変わった…。
て考えが出来た。」







JK「つまり、まだ完璧に人間にはなれてない…と」





NJ「うん」





『壊れる前に人間になれますかね?』




NJ「絶対…とは言えないけど、なれる可能性はあるよ」











JK「Aは人間になりたい?」





『はい』





JK「なんで人間になりたい?」





『主人の夢である「娘さんの生まれ変わり」になりたいのです』





JK「その"主人"はもう居ないんじゃ?」






『はい。約200年前に主人は亡くなっております』





NJ「200…!?」





『私は、213年前に作られました』





NJ「てことは、213歳なの?」





『そうなりますね』





JK「めっちゃヌナだった」








うん。突っ込むのはそこじゃない。と思うナムジュン。












JK「でも、なんで娘さんになりたいの」





『私が魂を宿った理由が娘さんの代わりなので』













JK「でもそれは、Aじゃ無くなるよね」





『え』









ジョングクの表情はどこか悲しげだった。













.

passato→←...



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (263 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
874人がお気に入り
設定タグ:防弾少年団 , BTS , バンタン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

野分。(プロフ) - コメント失礼します。ニアと作者様が思い描くその後が見れたようで大変素敵でした。ありがとうございます。 (7月11日 19時) (レス) @page50 id: 3f02deb4e0 (このIDを非表示/違反報告)
マジュ - SAIKOU (2018年9月23日 20時) (レス) id: 00cfa8564d (このIDを非表示/違反報告)
マジュ - 最後のあれ何ですかああああアアアアアアアアアああああ (2018年9月23日 20時) (レス) id: 00cfa8564d (このIDを非表示/違反報告)
あかり - 最後に (2018年2月13日 23時) (レス) id: 80570f4ae1 (このIDを非表示/違反報告)
ファニ(プロフ) - Happy End 良かった。 (2018年1月12日 17時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆうな | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b115645c0f1/  
作成日時:2017年7月27日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。