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JJ「あーごめん邪魔したね。日本楽しんでおいで〜」
A『はーい』
JJ「許可でました」
若槻「韓国語聞き取れませんでしたが許可が出たそうなのでこのまま放送します」
JJ「今日本にいるみたいですよ」
あさこ「え!ここに呼んじゃう?」
ニコル「いやー、きっと仕事ですよ」
JJ「あ、従弟と遊びに来てるそうです」
若槻「すごい、全部話の内容教えてくれる」
JJ「彼女は従弟の話になると長いんです。酒に酔った彼女は従弟の自慢話しかしません」
Aヌナとオフが被ったから一泊二日の日本旅行として大阪に来ていた僕はさっきかかってきた電話の相手が気になってヌナに声をかける。
LK「ヌナ、さっきの誰から?」
A「ジェジュンオッパだよ。日本の番組に友達として私の名前出していいか聞いてきたの」
LK「ふーん」
A「拗ねたの?あいごきようぉ〜」
ヌナはニヤニヤしながら僕の頭を撫でまわすから髪の毛がボサボサになるけどヌナが楽しそうだから止めないでいてあげるよ。
A「お、あーにゃだ」
LK「ほんとだ!かおう!」
ヌナと日本に行く回数は少なくないしアニメが好きだからよく日本語で会話したりするけど、ヌナの丸っこいまだ慣れていない日本語の発音が可愛くてニヤニヤしてしまう。
LK「ねぇねぇヌナ、いつかヌナと一緒に曲を作りたい」
幼少期にヌナがスカウトされてから会う機会が減って、寂しさを紛らわすように大好きなダンスをずっとやっていた僕には夢があった。それはダンサーからアイドルになるために必要な原動力でまだ叶えられていない。
A「!……じゃあミノの好きなダンスもして私たちらしいMVをお互いのファンに届けようね」
もうすでに僕たちが曲を作っている様子が想像できたのかヌナの顔が楽しそうで僕も口元が緩む。美人なヌナはドラマでも愛嬌が少ない役をやることが多い分、至近距離でヌナの笑顔を見ることが出来る僕は特別だって思ったりするんだ。
A「これなに……た、こやき?」
LK「いっしょにたべよう!」
道頓堀を歩いているとたくさん見かけるたこ焼き屋。いい匂いがして店に入っていくヌナの後ろ姿を撮って『僕のヌナフォルダ』に入れた。
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作者名:奏 | 作成日時:2024年1月20日 18時