Story7 桃色の半妖 ページ9
side〜鈴音〜
夜ト「さっきみてーな、妖との大立ち回りは生身の人間にゃ無理だ。お前は、生きながらにして妖になったんだな」
青色…夜トが色々言うが、ひよりは理解出来ていない様子。
『要するに、ひよりは体をよく落とす人になりました。って事』
ひより「…で、どおしたら治ります？」
治す……か、体質になってしまったんだから、どうしようもない………かな？？
同じことを夜トも思っていた様で、ひよりに言う。
ひより「そんなっ！！困ります！！こんなの嫌です！助け……」
『……青色、ひより戻っちゃって寝てる。おんぶして運んでよ…………』
夜ト「なんで疑問系じゃなくて肯定なんだ…ってか、名前教えただろ」
そう言って溜め息を吐く夜ト。
『青色だって、名前教えたけど呼んでない。』
そう言うと、再び溜め息を着いた
夜ト「ﾊｧ……鈴音。名前呼んでやるから青色はやめろよ」
『行きなり名前呼び捨てかよ……』
こんな会話をしながら、ウエサマを飼い主に届け、道を歩いているとひよりが目を覚ました。
ひより「やだっ離して変態！！！」
夜ト「助けてって頼んだのはそっちだろ！？なんだその態度！！俺は神だぞ！！」
うわ……めっちゃ痛い発言………
ひより「警察ですか！？助けてください！神とか言ってる変な男に……」
ひよりがガチで警察に掛けようとするのを止める夜ト
夜ト「鈴音も……なにか言えよ……って、そんな無表情で冷めた視線を送らないで！？」
真面目に引くから……
夜ト「壱岐ひより！！！」
ひより「なんで私の名前…」
夜トが5円玉を投げ、キャッチする
夜ト「お前の願い、確かに聞き届けた。あなたにご縁があらんことを」
こうして、“青色”と“桃色”の縁が結ばれた。
-余談-
『ちなみに、私もつい先日、生き神になった。この双子は陽と月。』
ひより「双子！？どこから！？って言うか……鈴音が神様なら、鈴音に頼めば良かった…」
『依頼料5万ね。私の労働費込みで55万円。夜トに頼んだ方が安いと思うけど……？』
ひより「依頼料より労働費の方が高い……労働費50万って……流石無気力」
私への依頼料を聞いて断念するひよりであった。
神様の依頼初めてから貯金が見たこともないくらい溜まるんだよね。
高校生になったらバイトしようと思ってたけどする必要なくなった。
月&陽「神様の仕事、バイトと同じ扱いにするって…」
Story8 紫色の独占欲→←Story6 深緑と夜のアヤカシ
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まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年5月5日 0時) (
レス) id: 406c27ad01 (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - ここまで読んでとても面白いと思いました！他のキャラとの絡みも気になります！これからも頑張ってください！首を長くして更新待ってます！ (2019年5月3日 23時) (レス) id: c428feaf44 (このIDを非表示/違反報告)
小雨(プロフ) - 面白かったです。応援してますんで此れからも頑張ってください。 (2017年9月27日 23時) (レス) id: ba06caeb76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はくう【白雨】 | 作成日時：2017年8月17日 17時
